居住サポート住宅 | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

住宅弱者向けの制度である居住サポート住宅に関する法律が決まりましたね。高齢者、障碍者等の住宅弱者が賃貸住宅に入居しやすくする制度で自治体が指定することとなります。安否確認や家賃債務保証を付加することで家主さんが貸しやすく応援する賃貸住宅のようです。

 

サ高住の前身である高齢者安定居住賃貸住宅登録制度に似ていますが家主さんが自主的に登録する制度であったところ居住サポート住宅は自治体が指定するところが異なるようです。また安否確認、家賃債務保証制度がセットされているところも一歩前進した制度かなと思います。

 

高齢者の入居をお断りする家主さんが多いので本制度により前向きになっていただければ空家問題の解決にも有効かなと感じています。ただ高齢者住宅については種類が多すぎて分かりにくい状態になっているのではないかと思います。お客様やご家族からも施設と住宅の違い、有料老人ホームと高齢者住宅の違いについて質問をいただきます。

 

見守りのある住宅を増やすことは孤独死の防止にも有益であり様々な住宅が供給されることはいいことだと思いますが分かりやすい分類にしていただきたいと考えています。住まいとソフトサービスは別物であるのが住宅であり一体化しているのが施設なのでお客様の需要にマッチした建物、サービスが分かりやすく供給されていくといいですね。