桜満開 | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

東京でも桜が満開になりました。職場周辺にも桜並木がありとてもきれいで目を楽しませてくれます。桜が満開になる時期になると「散る桜、残る桜も散る桜」という句を思い出します。若いころは桜の花の儚さと潔さを詠んだ句だと感じていました。

 

年を重ねて、歌人でもある良寛和尚の辞世の句であることを知り奥深い句だなと感じるようになりました。桜の花は綺麗で人を楽しませてくれますが満開になると1~2週間で散っていきます。儚さと潔さを感じますが自らが年を重ねていくと同年配の友人、知人の逝去の報に触れる機会が増えてきて人生の儚さを知るようになりました。

 

自分は残っている桜であっても近いうちに散ることを痛感します。今を懸命に生きることの大切さを感じます。できれば綺麗な桜の花のように潔く散りたいものだと思います。人に迷惑をかけることなく役に立つことができる人生を送りたいと考えています。

 

「今が一番若い」という言葉を信条にしています。思いついたら今が一番若いのだからすぐに取り組むということを基本にしてきました。明日は一日老いることとなりますので「今が一番若い」という考え方は間違いないと思います。

 

今を大切に残る桜でいることができていることに感謝しながら時間を有効に使って生きていきたいものですね。