最近は転職する人が増えているようです。テレビコマーシャルでも転職を勧めるものを頻繁に見るようになりました。ひと昔前は終身雇用が当たり前で転職はネガティブにとらえられていたような気がします。転職はライフプランでは下降線と考えられていたと思います。
欧米では転職は日常的な出来事でありポジティブに考えられているそうです。転職は収入、やりがい等が上がるものであり転職回数が多いほうがステータスと前向きにとらえるとのことです。転職によりスキルアップ、収入アップをする方が多く、より良い仕事に就くために現在の仕事に取り組むという考え方のようです。
日本では終身雇用、年功序列が慣習的に強く残っていましたが変化しつつあると実感できます。より良い職場を求めて積極的に転職するようになれば優秀な社員を確保するために給与も上がっていくと思います。諸外国では給与が上がり日本では上がることなく停滞しているのも転職しないという労使ともに安心感があることも一因であると感じています。
日本でも欧米並みに転職がポジティブなもので今より良い仕事、職場を求めて或いは独立するための準備期間と考えられるようになることはとてもいいことだと思います。私の周囲でも若者が転職してやりがいのある収入が上がる転職をする方が増えています。
少子化の進行による労働力不足から人手不足が進んでいくと優秀な人材が流動化していくことは結果的に所得の向上につながっていくのではないかと考えています。これからも人材の流動化が進み所得の向上により個人消費が活発化していくといいですね。