引越し | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

進学、就職、結婚、出産、転職、転勤等により自宅の引越しをする機会があります。日本人は生涯を通じて平均で4回の引越しをするそうです。引越しは荷物の搬送があり面倒ではありますが新しい地域で新しい住まいに転居することは環境が変わり気持ちも新たになると思います。

 

私は父が転勤族であったこともあって現在の住まいへの引越しが18回目になります。かなり多いほうで約4年に1回は引越しをしてきたことになります。引越し先は賃貸住宅では一般のアパート・マンションに加えて寮、公務員宿舎である官舎、民間企業の社宅と様々でした。所有型では分譲マンション、戸建て住宅と住み替えてきました。

 

新築、中古とも経験しましたのでほとんどの住居形態には住んできたと感じています。引越しは「転居」といわれることもあり転ずるというリフレッシュ効果が大きいと思います。引越しが多かったせいか自宅は資産という考えよりも住むための手段、大型耐久消費財というような考えをもっています。そのときの自分、家族の生活環境に合わせて住み替えていったほうが楽しいという気持ちです。

 

多くの引越し、転居を経験してきましたが住まいは賃貸住宅が一番かなと感じています。所有してしまうと生活稼働範囲が限定されてしまうような気がします。また自分が亡くなった後のことを考えると持ち家は子供の負担になるような気がします。自分のライフスタイルに合った住まいに住み替えていくためには所有型よりも賃貸住宅のほうが適していると感じています。

 

今までに18回の引越し、転居を繰り返してきましたが残り少ない人生を考えるとあとは1~2回の住み替えになるのではないかと思います。高齢期の住み替えは心身ともに変化しているので若いときとは異なった住み替えになると思います。

 

最後には高齢者住宅への住み替えができればいいなと考えています。転居の挨拶状をだすことができる、お近くにお越しの際にはお立ち寄りくださいと自信をもって言うことができる住まいに引越したいですね。