高齢者の就労 | 向井幸一のブログ

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高齢者の就労率は年々上昇しています。高齢化に伴い元気な方が増えているというのも一因だと思います。就労の理由では「元気なうちは働いて社会貢献したい」という前向きな回答もありますが気になるのは「働いて収入を得ないと生活が苦しい」という方も多くみられます。

 

いつまで働きたいかという質問には「できるだけ長く働きたい」という意見が最も多くなっています。生活のために収入を得る必要がある高齢者が多いのかなと感じています。

一方で若年者に対するアンケート調査でいくつまで働きたいかという問いには「60~70歳くらいまで」という回答が最多となっています。

 

気持ちとしては60代でリタイアして元気なうちに老後を楽しみたいという若い方が多いのかなと感じます。しかし現実問題として60代になってみると年金収入、備蓄した預貯金等では生活が苦しいため就労所得が必要になるのではないかと思います。

 

高齢者になると心身の衰えが顕著になり個人差が大きくなってきます。元気で動くことができる健康寿命を延ばすには若いうちから節制と準備が大切なのかなと感じます。将来の不安が尽きない現代では若いうちから心構えと準備が大切になるのではないかと思います。

 

健康に留意してスキルを身につけていく生き方が大切になっていますね。元気で社会参加できる生き生きとした老後生活を送りたいものですね。