先週末は昨年末に亡くなった大学柔道部の後輩のお墓参りにいってきました。告別式に参列できなかった同窓生等の数名と一緒にお墓参りしてきました。年下の人が亡くなると「次は自分の番かな」と思ってしまいますが一緒にいった同窓生、先輩、後輩も同じように感じたみたいでした。
終了後に久しぶりに軽く飲みましたが70歳前後の高齢男性が数名で飲んでいる姿はお店の中でも少し目立っていたようです。学生時代の柔道の稽古、試合の話では皆若返ったように懐かしく話していました。しかし年齢的にも持病があり服薬していること、身体的に弱ってきたことを話すときにはすっかり高齢者らしくなっていました。
現役で働いている人も一部いますがほとんどがリタイアして年金暮らしとなっていますがゴルフ、旅行等の趣味の時間を有意義に過ごしているようでした。学生時代には柔道しかやっていなかったのに社会人としての経験を積んで老後の備えはそれぞれが工夫して準備していたことには安心しました。
年金以外に不動産投資による賃料収入、株式投資によるインカムゲイン、外貨建て預金等による個人年金等の様々なフロー所得を確保していました。第二次オイルショック時に卒業して就職難、過酷な競争を生き抜いてきた連中なので体力がある分は頑張ってきたようです。
中々会う機会がない仲間ですが「次は誰の葬式で会うのかな」と笑顔で話す姿にはホッとしました。学生時代は何の利害関係もなく勉強と柔道にそれぞれ励むという関係だったので現在でも違和感なく打ち解けることができます。学生時代の経験と仲間は大切だなと改めて感じました。