昨日は成人の日でしたね。昨年から成人年齢が18歳に法改正されましたが自治体の成人式は従来通り20歳の方に限定して名称を成人式から変更して開催されたようです。新成人は18歳からなので20歳は成人3年目ということになりますね。
18歳人口は約112万人とのことですが昨年一年で生まれた子供の数は80万人を割ったとのことなので今後も少子化は加速していくことになります。同級生が80万人いないという社会生活はどのようなものであるか想像するのも難しいですね。
団塊の世代の方々は3世代で800万人を超えていましたので同級生が250万人いた世代になります。私も同級生が200万人という世代なので受験戦争という言葉があったくらい常に競争の社会構造であったと思います。
少子化が進行している日本では今後は競争から共存という社会になっていくのではないかと考えています。また少子化により労働人口が減って生産力が低下していくことも懸念されます。やはり少子化対策は重要でありもっと早くから着手していなければならなかったと痛感しています。
総理は異次元の少子化対策を講じるとしていますので興味深いところです。ただ今までの実績をみていると個別の給付というようなことになりかねないなとも感じています。
異次元という新たな気持ちで対策を講じるのであればまずは子育て費用の消費税免除くらいから始めてもらいたいものですね。
子供用品は多様なものがあり購入するたびに消費税を負担するというのは子供を産むという気持ちにはブレーキになってしまうと思います。子育てに社会全体で理解して取組むという意思表示のためにも子供にかかる費用は消費税を免除するというくらいの異次元の対策をお願いしたいですね。