年賀状終い | 向井幸一のブログ

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年末になって年賀状の季節になってきました。年齢を重ねるに従って年賀状の数が減ってきました。喪中による年賀状の休止は年々増えてきました。以前は親の世代の逝去による喪中案内が多かったですが昨今では当人の逝去による喪中案内が増えて年賀状の数が減ってきました。

 

また最近は「年賀状終い」という案内をいただくことが増えてきました。10年くらい前に初めて「年賀状終い」の案内をいただいて斬新な考え方だと感じていましたが年々増えてきました。個人に限らず企業でも「年賀状終い」を実施するところが散見されるようになってきたと感じています。

 

「虚礼の廃止」「環境負荷軽減方針」等が理由となっています。確かに環境負荷の軽減のためには年賀状は廃止したほうが有益であると思います。紙の無駄遣いを減らすというのはデジタル化に向かう時代にもマッチしているような気がします。メール等のデジタル社会のツールを活用したほうが環境負荷の軽減は期待できるような気がします。

 

年賀状は古くから日本に定着した文化のようなものなので複雑な心境にはなりますがデジタル化を進めていくためには再考しなければならないという気もします。悩ましいところではありますが当社でも真剣に検討してみようと考えさせられました。環境負荷の軽減、環境共生社会の実現は企業の責任であると考えています。

 

慣習を見直す時期になっているのかもしれないですね。