東京オリンピック | 向井幸一のブログ

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組織委員会会長の女性蔑視発言等が国際社会まで問題視されていますね。オリンピック精神に悖る発言であり世界各国から男女平等指数153か国中121位の国だからと評価されているのが非常に残念です。会長の発言が日本の総意であるように考えられることは情けない気持ちになります。

 

女性蔑視発言はとんでもない問題だと思いますが

何が何でもオリンピックを開催する

人気者の聖火ランナーは密を避けるために田んぼの中を走らせればいい

等の発言でも物議を呼んでいます。

 

聖火ランナーを予定していたお笑い芸人の田村敦さんは辞退しました。オリンピック3連覇した柔道の野村忠宏さんは

オリンピックが穢されていくようで悲しい

と発言されています。出場予定の選手も同じような気持ではないかと察しています。

 

オリンピックは平和の祭典で皆から祝福されて開催されるものだと思います。1964年の東京オリンピックは第二次大戦から復興の証として国民全体が祝福して世界各国の方からも祝福されて盛り上がった大会であったと記憶しています。

しかし今年のオリンピックは日本国民全体が祝福しているという雰囲気ではなくなってしまったと感じています。

 

こんな状態になるのであれば辞退したほうがいいのではないかと思ってしまいます。国民全体で希望と喜びをもって開催できるようにしっかり準備したほうがいいと痛感しました。これでは女性蔑視の国と評価されて国内外の選手も出場を辞退する、ボランティアで登録していたスタッフも辞退してしまうのではないかと思います。

 

コロナ禍で先行きの不安が充満している現状でオリンピック開催がさらに不安視されるようなことにはならないようしっかりしてもらいたいものですね。