高齢者住宅における介護サービスについて併設事業所からのサービス提供に限定している事業所は囲い込みをしていると評されます。さらに不要な介護サービスを提供している事業所は過剰サービスと評されます。結果として高齢者住宅入居者への併設事業所からの介護サービス提供は報酬を10%減算されることになっています。
囲い込み、過剰サービスとの誹りを受けることがないよう当社では外部サービスの利用を推進しています。通所系、訪問系の外部サービスを利用してお客様満足度の向上を図っています。当社スタッフからの介護サービス提供は外部サービスが少ない時間帯に実施するようにしています。
しかし昨今ではコロナウィルス感染拡大により外部サービスの利用をためらう方が増えてきました。管理会社のスタッフであれば感染症対策は目に見えるし安心という気持ちになられるのかなと思います。
現在は有事ではありますがお客様が自由に選択された結果であっても数値的に囲い込みや過剰サービスと評されることには違和感があります。
コロナウィルス感染が収束しても外部サービスを利用するよりも管理会社からのサービスを利用したいという方が増えるかもしれません。常駐しているスタッフのほうが安心という気持ちも理解できます。
コロナウィルスが収束した後には新しい生活スタイルが定着するかもしれませんね。
時代の変化を先取りした管理運営を進めていきたいものですね。