終電時間 | 向井幸一のブログ

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首都圏のJR,私鉄各線では今日から1か月程度終電時間を2~30分程度早めるとのことです。飲食店の営業時間短縮等の影響から深夜の需要が減少しているための対応とのことです。終電時間を早めることは夜間の保線作業時間が増えることにもなるので利点は大きいですね。

 

鉄道事業者は保線作業員の人材確保が難しくなっており作業時間を増やすことは職場環境の改善効果もあるのではないかと思います。また小売店でも24時間営業を廃止するお店も増えておりファミレスでも営業時間短縮が続いています。深夜の需要が少ないこと、人材確保が困難になっていることが背景だとみられています。

 

東京では飲食店、コンビニ等の24時間、365日の営業時間が当たり前のようになってきていますが少子化の影響から需要が減るとともに労働力の減少も問題になっています。コロナウィルスは社会全体の問題ですがこれを機会に営業時間短縮、労働人口減少への対応等について社会構造が変化するかもしれないと感じています。

 

社会は誰かの仕事で成り立っているという言葉があります。現在は医療・介護従事者が大変な思いで社会を支えてくれています。同様に便利な社会にはそれを支える人の力が必須になります。日夜仕事をしてくれている人々に感謝して生活様式を変えるにはいい機会、時期になっているのかなと思います。

 

新しい日常生活がどのようなものになっていくか分かりませんが環境に優しく共存して持続可能な社会になっていくような気がします。時代の変化には敏感に対応していきたいですね。