東京 | 向井幸一のブログ

向井幸一のブログ

高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

コロナウィルス感染拡大が続いていますが東京では一日1,000人を超える日が当たり前のような雰囲気になっています。1,000人を切るとすくないなと感覚です。地方居住の友人と電話で話すと「東京は酷い状況で大変だね」と言われることがよくあります。感染者が街中にたくさんいて大変な状況になっていると考えられているようです。

 

ただ現状を肌身で感じるのはそんなに緊張感はないなというイメージです。昼食時はランチでお店は混んでいるし賑やかです。飲み屋さんは営業時間短縮を実施していますが20時までは以前より混んでいるのかなと感じています。通勤電車は少し人が減ったかなというレベルで日常生活にあまり変化がないような気がします。

 

感染症対策の要諦は人の移動を避けること、対面で話す機会を減らすことだとされていますが対面での営業、セミナー等は減ったと思いますがどうしても必要な日常生活活動は継続しなければならないという現状ではないかと思います。もう少し緊張感をもって取り組んだほうがいいかなと思いますが気持ちでは緩んでいるのは仕方ないのかなと感じています。

 

医療・介護現場スタッフの皆様は1年近く極端な自粛生活を継続しています。県を超えての旅行はしない、家族以外との会食はしない等のストイックな日常生活を継続しています。ストレスがたまっていますがモチベーションは人に感染させないという使命感にあると思います。日頃接する方々が重症化しやすい高齢者が多いということで自分自身は感染しても軽症かもしれませんが人に感染させることを恐れての行動です。

 

医療・介護従事者は厳しい勤務環境にあって日常生活もストイックなものになって耐えています。国民全体で医療・介護従事者のような生活を1か月継続できればコロナウィルス感染拡大は収束できるのではないかと感じています。最前線で自己犠牲しながら仕事をしている医療・介護従事者の負担を少しでも下げるような国民の行動変容をお願いしたいですね。