飲食店 | 向井幸一のブログ

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明日にも緊急事態宣言が発せられそうですが前回とは異なり飲食店への営業時間短縮要請のみになりそうですね。会食の機会がクラスター発生の原因になるというのが理由のようです。午後8時に閉店するよう自粛要請して応じたお店には一日当り5万円程度の協力謝金が支払われるようです。飲食店経営者は悩むところだと思います。

 

飲食店といっても業態は様々であり一概に評価できないのではないかと感じています。牛丼屋さんは概ね一人で黙々と食べているお店が多く、バーもカウンターだけで少人数で静かに飲むだけというお店が多いですね。私の行きつけのバーはカウンター席が8席のみでマスターが一人で切り盛りしているお店です。静かに飲むことが好きでコアなお客様ばかりなのでほとんど無言です。

 

中には大人数、大声で会話する居酒屋さん、接待が伴うクラブ、カラオケがあるラウンジ等の様々な形態があります。飛沫感染を防止するという意味ではこのような形態のお店、スポーツクラブ等は対策を講じたほうがいいのかなとも感じています。飲食店の会食による感染源は当初は多かったかもしれませんが現在は職場、家庭内感染が主流になっており感染経路不明も増えています。

 

ここまで感染が拡大している現状で飲食店のみに営業時短要請をしても効果は限定的であり収束には相当な長期間を要すると思います。また飲食店に責任があると指摘されていますが一生懸命に感染予防措置を講じているお店が多く、来店する客の行動に責任があるのではないかと感じています。飲食店が悪いというイメージが定着してしまうのは残念だと思います。

 

休業保障は一律ではなく前年同月売上の8割、9割と柔軟に対応してあげないと閉店してしまうお店も増加するような気がします。或は要請なので応じないという判断をする経営者もいると思います。一つの業態に絞って制限をかけるよりも利用する国民それぞれが自覚ある行動をすることのほうが大切ではないかと思います。真面目に営業している飲食店の方々がますます苦境に追い込まれることがないようにしていただきたいものですね。