台風 | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

台風15号による被害が現在も続いていますが今週末には台風17号が上陸すると予測されています。現在も停電している、屋根が壊れているといった家屋にとってさらなる風雨は被害が拡大するのではないかと思います。秋は台風の季節といわれていますが今年の台風は雨、風とも規模が大きいような気がします。

 

特に高齢世帯には不安を感じるようになっています。独居高齢者であればなおさら不安は増すのではないかと思います。核家族化から家族が遠隔地に住んでいるという世帯も増えていますので心配になりますね。情報機器を使った見守りサービスも数多く供給されてきましたが停電になってしまうと機能が停止します。安否確認もままならないという状況になってしまいますね。

 

私自身も経験しましたが年老いた両親と遠く離れていると毎日が不安です。まして地震、台風等の大規模災害が発生すると安否確認もできなくなり不安でいっぱいになった記憶があります。当時は高齢者施設しかなく自立高齢者が安心して住むことができる物件は高額な有料老人ホームくらいしかありませんでした。安否確認、見守りサービスくらいが完備した高齢者に適した住宅があればと思っていたことを憶えています。

 

現在では高齢者に適した賃貸住宅も増えてきました。安否確認があって有事にも対応できて孤独死の心配がない住宅は今後はもっと必要になると感じています。子供の親を心配する気持ち、親が子供に心配をかけたくないという気持ちに応えることができる住宅が増えるといいなと願っています。自分が住みたいと思える住宅を供給していきたいですね。