医学部受験 | 向井幸一のブログ

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東京医科大学で文部科学省の前局長が補助金支給の見返りに自分の息子を不正に合格させたという受託収賄事件に端を発して同大学では男女差、年齢差、卒業生の子女の優遇等の不正受験が明らかになりました。文部科学省では他の医学部受験でも不正があるのではないかと調査した結果他にも9大学において同様な受験実態が明らかになりました。

 

私立大学では全てに公平な受験が実施されていると思っている人は少ないのではないかと思います。多額の寄付をしてくれる受験生や卒業生の子女等には優遇しているのは通常ではないかと感じています。その他、政治家や官僚からの口利きについても優遇しているのではと思います。特に私立大学の半数では定員割れの状態なので一人でも多く入学してもらいたいというのも本音だと思います。

 

大学は独自性をもつことも大切なので受験生に対して男女別の定員を当初に公表すれば男女差別という問題は起きないのかなと思います。女子に限るという女子大や女子医大もあるので男子のみという学生募集もあってもいいのなかと感じています。受験生に予め試験、入学審査の方法を明示しておけば問題はなかったのではと思います。

 

深刻な少子化が進んでいますので大学も学生を集めることに創意工夫しなければならない時代になっていると思います。いい意味での差別化を図った大学運営に尽力してもらいたいなと思います。機会は平等に結果は公平に運営していただきたいものですね。