需要と供給 | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

製品・サービスを求める方が多いと需要は高まります。供給が需要の上昇に伴い上昇すれば物価は上昇して景気は良くなっていくとされています。現在は需要が上がらないので物価も下がる傾向が続いてデフレ傾向にあると感じています。

 

しかし最近の状況をみていると供給不足による価格の上昇が起きるのではないかと感じています。製造業は効率化を図ることにより供給量を増やすことは可能ですがサービス業では機械化には限界があります。労働力不足が今後の課題になるような気がします。

 

宅配便では人手不足から時間帯配達の制限を実施することになっています。コンビニ、ファミレス等においても24時間営業から時間帯営業へと転換している例が散見されます。これらは需要はあっても供給するために人が不足していることが一因ではないかと思います。

 

生産人口が毎年50万人以上減少している現状では今後もこのような傾向が続くのではないかと感じています。宅配便は指定時間に届く、コンビニ・ファミレスはいつでも空いているという常識が変わっていくのではないかなと思います。

 

大量生産・大量消費の20世紀型社会から必要な製品、サービスを選択して利用する時代へと変わっていくのではないかと感じています。

生き方、価値観は時代とともに変化していくものかもしれないですね。