一億総活躍社会の実現に向けて政府は働き方改革を進めています。重点とされているのは女性の社会参加と活躍といわれています。今回はトラックドライバーに女性の進出が検討されているそうです。
トラックドライバーは勤務時間が長く過酷な労働条件で昨今では不足が顕著になってきました。物流はIT化を進めても最終的には人の手による運送が必須になります。働き手を増やすことは大切であると感じています。
ただトラックドライバーは大型車の運転に加えて荷物の積み下ろしも担当しているので体力的に女性では辛いのではないかと思います。男女共同参画社会であっても肉体的に特性が異なるので配慮は必要であると思います。
女性に求めることが就労、結婚、出産、子育て等の多岐にわたっています。女性が活躍できる社会は男性の職種を女性に開放することも必要だと思いますが政府が進めることはもっと他にあると感じています。
待機児童ゼロ、介護離職ゼロを実現するとしてきましたが実現の期限の先送りを決めたばかりです。保育力、介護力の確保を政府は優先していくことが女性の社会進出には最も有効ではないかと思います。
男女とも特性に合わせた仕事に就くことができる社会を実現していただきたいと願っています。安心して出産、子育てができる社会の実現を優先していただきたいものですね。