職務上の上下関係により強い立場の者が弱い立場の者に嫌がらせをすることはパワハラと呼ばれています。大手広告代理店でパワハラを原因とすると思われる自殺が起きて企業と上司は処分を受けることになったことは記憶に新しいですね。
今回は立法府の構成員である国会議員による政策秘書へのパワハラがニュースになっています。録音、診断書が存在するのでパワハラというより侮辱罪、名誉棄損罪、暴行傷害罪と呼んだほうが適切かと思います。
国会議員と秘書では圧倒的に議員が強い立場にあると思います。職務上弱い立場の秘書に暴言、暴行を加えることは本当に卑劣な行為であると感じています。録音内容によると
・バカと呼ぶ
・ハゲと身体的な侮辱
・秘書の家族に危害が及ぶという告知
等の国会議員である以前に人として問題がある言動だと思います。与党議員であり政務官という立場もありますがとても行政として指導する立場の人の言動とは思えないですね。
民間企業には責任追及と処分を課す立場でありながらの行為なので謝罪としっかり責任をとっていただきたいですね。