取材 | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

今日は一般紙の取材を受けました。サービス付き高齢者向け住宅は最近の新聞、テレビではあまり好意的に取り上げられていないことが目につきます。

 

・サ高住での事故が年間2,500件以上発生している

・囲い込みと過剰サービスにより介護保険をたくさん使っている

・介護保険サービスの強要事案がある

 

等のニュースが報道されています。確かにサ高住での事故は年間に2,500件以上発生していますが発生率で検証すると他の高齢者施設の1/10以下の件数です。

 

介護保険サービスの囲い込み、過剰サービス、強要事案もありますが一部事業者が行っていることであり介護報酬の平均では他の高齢者施設の半分以下というのが実態です。

 

事故の根絶、介護保険制度の適正な実施は必須です。業界全体で取組んでいくことが大切ですが報道の仕方にも問題があると思います。事故件数、介護報酬額については手持ちの資料で比較対象して説明させていただきました。

 

客観的なデータに驚いていました。事実に基づいた記事を書いてくれる記者なので近々記事にするそうです。一生懸命に誠実に事業に取組んでいる方が白い目で見られることがないようにしていきたいですね。

 

記事に私の名前を記載してもいいかとの問いかけでしたので通常は名前はださないようお願いしていますが内容の正確性を訴求するには名前の公表が必須とのことなので了承しました。

 

高齢者の住まいの選択肢が増えることは大切であると考えています。情報公開を積極的に実施していきながら玉石混淆といわれるサ高住を正しく知っていただきたいですね。