取材 | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

昨日は専門誌の取材を受けました。テーマは4月から始まるサービス付き高齢者向け住宅の運営情報の追加公開、有料老人ホームの情報公開と有料老人ホームの事業停止措置に関する内容と意見について取材されました。

 

サ高住、有料老人ホームの公開情報の追加はお客様が選択する際に分かりやすいものであることが基本だと考えています。入居条件、金額、サービス内容を分かりやすく詳細に公開することが必要であると思います。私も検討委員会に参加していましたので実務者の立場から意見具申をして参考にしていただきました。

 

最近は契約内容、料金に関するお客様からのご相談が増加していますので入居前に分かりやすい情報公開が進むことになればいいと考えています。特に有料老人ホームの入居一時金に関しては十分な情報公開と一時金の性格についてお客様に理解していただくことが大切であると思います。

 

有料老人ホームの事業停止措置については届け出制である有料老人ホームの何を事業停止するのかが重要であると思います。また事業停止措置をとる際には入居している高齢者の皆様が路頭に迷うことがないような措置でなければならないと考えています。

 

ただ現状では分かりにくい有料老人ホームであり最終判断として事業を停止させたほうがお客様には有益である事例も散見されますので致し方ないかなと感じています。厚労省には賛成であると意思表示しておきましたので適正な運用を期待していると意見をお答えしました。

 

詳細な情報公開は事業者、行政には負担になりますが選択するお客様の参考になればいいのではないかと思います。正しい情報公開が進んで高齢者の住まいの選択方法が分かりやすくなればいいなと願っています。