JR北海道 | 向井幸一のブログ

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1998年に旧国鉄から民営化されたJR北海道ですが毎年、赤字になっています。昨年は230億円くらいの赤字で改善の見通しは立たない現状です。赤字分は税金で補てんしています。業績改善のためには赤字路線の廃止も視野にいれて改善を目指していますが現状の半分くらいの廃止が必要になるようです。

 

赤字改善の見通しがたたないことは少子化による人口減少、利用者減少が止まらないことが第一の原因とのことです。少子化と人口減少は北海道に限らず全国で起きている現象なので他の都府県でも起きる問題であると思います。赤字覚悟で税で補てんしながら存続させるかどうかの判断をする必要があるのではないかと思います。

 

公共交通機関の使命はありますが民営化した以上は収益を上げることが最低条件になります。人口過疎化により鉄道がなくなればより過疎化が進み人が住まなくなるエリアも増えてくるのではないかと感じています。少子化は今までの価値観、生き方を再考しなければならないのかなと思います。

 

JR北海道の問題は全国で考えなければならないことではないかと思っています。少子化、人口減少が止まらない現状をみると時代の転換期かもしれないですね。