天下り | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

文部科学省による組織的な違法な天下り斡旋件数が新たに30件発見されて60件を超えることが明らかになりました。教育を司る文科省が自ら違法な行為を組織的に繰り返してきたことに驚きます。税金の無駄遣いの典型のような天下りはなくならないですね。

 

保育士・介護士が過酷な勤務で年収300万円程度なのに天下りでは月に2回の出勤で年収1,000万円というような仕事を複数兼務しています。税金が入っている外郭団体、補助金が交付されている企業への就職が大半です。

 

組織のトップである大臣は責任をとらないし、業務について詳しくないので部下からなめられているのかなと感じています。防衛省でも大臣に報告すらしないという状況になっています。これでは身を切る改革はとても期待できないですね。

 

増税と社会保険料負担増ばかりでなく歳出削減のために無駄をなくす、身を切る改革を本気で取り組んでいただきたいものです。既得権益・利権を守りながら身内に甘い現状では保育士・介護士の待遇改善は期待できないのかなと残念です。

 

机上で計算するばかりでなく保育・介護現場で実務を経験して正しい評価をしていただきたいものですね。