有料老人ホーム、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅と様々な高齢者向けの住まいが存在していますがお客様である高齢者の皆様、ご家族からも区別がよく分からないという質問をお受けすることが増えています。お客様向けの高齢者住宅選びのマニュアルみたいなものがあればいいなと思っていました。
本日開催された公益法人の委員会で来年度事業として高齢者住宅の選び方ハンドブック（仮称）を作成することになりました。チェックリストで項目をチェックしていくと数値化されるという形式にしようと思っています。お客様目線で立地条件、周辺状況、建物性能、建物内の動線等のハードから管理運営方法に関するソフト面までを５０くらいのチェック項目で評価していこうと思います。
また契約書の見方についてもチェックリストと解説により分かりやすく数値化していくことにしました。完成後は都道府県、市町村窓口、地域包括支援センター、居住支援協議会等の高齢者の皆様が情報収集にこられるところに配置していくように進めたいと考えています。急激に供給されたため品質がよく分からない状況になっています。入居したが特定の介護サービスを受けることが強制された、認知症になって退去を迫られたというご相談も数多くいただいています。
高齢者の皆様が安心して終の棲家を選ぶことができるようになればいいなと願っています。いいハンドブックを作りたいですね。