天下り | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

文部科学省からの組織的な天下りが話題になっています。組織的に斡旋したことが問題とされていますが調査実施段階で隠蔽工作を組織ぐるみで行ったことが特に悪質であると指摘されています。文部科学省に限らず他の省庁でも行われているのではないかと思います。行政機関から利害関係者への再就職は癒着の温床ともなり税の無駄遣いにつながることなので止めてもらいたいですね。

 

特に文部科学省は子供の教育に携わる行政なので法令順守は最低限度守っていただきたいと思います。天下り防止のため元来は退職後2年間は利害関係先への再就職は禁止されていましたが現政権になって規制緩和と称して禁止期間を廃止したので直接天下りの機会が増えたと感じています。規制緩和は本来は既得権益を開放することを目的としていますが逆行している政策であると思います。

 

国家公務員だけでなく地方公務員でも利害関係先への天下りは頻繁に行われているような気がします。補助金交付、管理監督行政からの再就職は癒着になることがあり税の無駄遣いにもなりかねないと思っています。身を切る改革どころか身内に甘い改革ばかりでは経済成長は歪なものになってしまうと思います。

 

増税・社会保障費負担増ばかりでなく身を切る改革を少しは実行していただきたいですね。