2020年の東京オリンピックのメイン会場である新国立競技場の建設費が2,520億円と高額すぎたので白紙撤回となりました。あまりにも高額なので当然の判断と思いますが驚いたことは誰も責任をとらないということです。責任をとらないどころか総理大臣、文部科学大臣とも予算について全く知らないとのことです。税金を2,520億円を使うという計画は誰も知らないうちに決まったということを発言しています。
驚きます。
年金機構から個人情報が流出した問題でも理事長、厚労大臣、総理大臣とも「自分に責任がある」と責任は認めていますが改善策を示さないばかりか責任をとる人は誰もいません。
税金、保険料は国民から納めてもらった大切なものですがあまりにもいい加減な扱いに呆れてしまいます。自分のお金、情報であればこんなに杜撰な扱いはしないと思います。
少子高齢社会の進行により厳しい財政運営が必要になります。行政担当者、責任者は責任感と緊張感をもって対応していただきたいものです。
民間企業であれば結果に対する責任は明確にしなければ市場が許さないと思います。
個人情報が流出した企業ではトップが責任をとるとともにお客様には商品券を送りましたが訴訟に発展しています。
行政についても責任感と緊張感をもたなければ同じことを何度も繰り返すことになるのではないかと思います。
年金、公的保険とも無駄を省いて国民との約束を守ることに真剣に取り組んでもらいたいものですね。
毎年のように負担が増えて給付が削減されるようでは国民との約束を果たそうという気持ちがあるのか不安になります。
安心して年を重ねることができる社会になって欲しいですね。