砂糖税 | 向井幸一のブログ

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厚労省の有識者会議において増え続ける医療保険料の削減のために生活習慣病の予防がテーマとなりました。たばこ税、アルコール税に加えて砂糖税の新設について提言しました。砂糖は糖尿病、肥満の原因となりひいては医療保険をたくさん使うようになるため課税するというものです。

たばこ税、アルコール税は製品に対する課税なので影響は限定されますが砂糖は原材料なので製品価格に影響を及ぼすのではないかと思います。


また健康に良くない食品に課税するというのであれば肥満防止のために炭酸飲料税、腎臓に悪いという理由から塩税、悪玉コレステロールの原因とされる鰻税、ウニ税等も新設されるかもしれないですね。

厚労省は国民の健康に随分配慮するんだなと感心します。予防のために新税を徴収するのであれば医療保険料は下がるはずですがきっと下がらないでしょうね。


増税、新税の創設は歳入を増やす効果はありますが人口減少社会なので現役世代の負担はますます増えることになるのではと危惧しています。

増税すれば砂糖を摂取しなくなって健康になるということを期待しているのか増税分、医療保険料を下げようとしているのか単に歳入増を図っているのか分からないですね。


名目を変えて増税したり社会保険料を上げるということは安易にやるべきではないと思います。

現役世代の皆様の将来の生活設計を確かなものにできるよう将来を見据えた長期的な社会保障制度を確立していただきたいものです。