公示地価 | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

平成27年地価公示結果が国土交通省から発表されました。不動産価格は景気判断の一つにもなるので重要なものだと思います。

全国平均では住宅地の下落幅が縮小し、商業地は横ばいに転じたとのことです。


三大都市圏とそれ以外の地方圏では差が拡大しています。三大都市圏では住宅地の5割弱、商業地の7割弱の地点が上昇したとのことです。一方三大都市圏以外の地方都市では住宅地、商業地とも7割弱の地点で下落が続いています。土地の価格も需要と供給のバランスで決定されますので全国的には下落傾向、人口が増えている三大都市圏では少しづつ地価が上昇する場所が増えているが地方都市では人口減少が激しく、ほとんどの地点で地価は下落しているという結果になりました。


今後はますます差が広がっていくと思います。人が集まる街の土地は価値がありますが過疎化していく土地では固定資産税を払うだけという負の資産になりかねないですね。

20世紀は人口・世帯・事業所等の全てが増加していく時代、21世紀は人口・世帯・事業等の全てが減少していく時代と全く正反対になりました。


生き方、事業の進め方等は20世紀の考え方から転換する必要があると思います。全てが増加していく時代は拡大再生産しながら競争の時代、全てが減少していく時代は縮小再生産しながら共存共栄していく時代へと変化するのだと思います。

時代は大きく変化していますが事業を進めるうえでは独りよがりではなくお客様第一主義という考え方は変化することはないと思っています。


いずれ誰しもいく道である高齢者をお客様とするうえではお客様満足度を基本とした事業展開が必須であると思います。

お客様満足度、社員満足度の高い高齢者住宅を供給していきたいですね。