昨日は東京世田谷所在の有料老人ホームを視察・見学させていただきました。終了後には事業会社の会長を交えて懇親会を開催しました。各種協会・団体の主催で全国の高齢者住宅・有料老人ホームの視察・見学をさせていただく機会がありますが各事業者の皆様ともお客様ニーズに応えることができる物件を供給されており参考になることが多いですね。
立地、顧客層、価格等が様々ですが視察・見学を受け入れていただける事業者の皆様は満室経営をしていらっしゃる自信がある管理運営をされていると感心します。
安価な物件から高額物件まで価格帯は様々ですが入居率は価格に比例するものではないというのが実感です。安価だから入居率が高く、高価だから入居率が低いということは決してありません。
お客様のニーズに正しく応えることができる物件は入居率が高いという結果になっていると思います。
人生８０年以上の大先輩なので価値観は多様であり健康状態、家族関係、経済力も様々です。事業者の思い込みで供給された物件はやはりお客様の評価はいただけないのではないかと思います。
車、家電、消費財にはピンからキリまで商品が存在していますがお客様のニーズを正しく把握するための市場調査、消費者意向調査はとても重要だと思います。
高齢者という一括りでお客様を判断してはいけないと思います。どのような顧客層に入居していただくのか明確にしてハード、ソフトサービスを提供していくこと、お客様ニーズの変化に敏感に迅速に適応していくことが高い入居率を維持する唯一の方法ではないかと思います。
確実に増加していく高齢者ですがニーズに合った商品・サービスを開発して提供していくことは一般のサービス業と変わりないと思っています。
お客様のニーズをいち早く、適切に把握して先行対策を講じることができる住宅を提供していきたいと考えています。
視察・見学を快く受け入れていただける事業者の皆様に感謝して日々、改善していきたいと思います。