年金生活への不安 | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

20~50代の94%の方が老後は年金だけでは生活できないと思っているそうです。

そして不足分は預貯金を取り崩して生活するしかないとお考えで金額的には3,000万円が必要と思っているとのことです。

国が経営する年金保険で「100年安心」と胸を張って政府が言っている割に国民は不安を感じているという結果です。


年金保険に限らず社会保険料の負担は毎年上がっていますが給付は増えていないという現状なので不安に感じるのだと思います。老後の生活に不安があるので貯蓄優先になって個人消費が低迷して景気が浮揚しないという悪循環に陥っていますね。

急激に少子高齢化が進む現状をみていると不安になるのも分かります。


そこで私は老後の考え方を変えました。定年退職するから老後という一線を引くことになってしまうのではないかと思います。生涯現役を目標にして老後を先送りするという考え方です。

冒頭のアンケートでは20~50代の皆様の理想の老後の過ごし方は「夫婦仲良く」「温泉めぐり」「田舎暮らし」をしたいと順位のようです。そういう生き方もいいですが元気なうちは仕事をするという生き方もいいのではないかと思います。仕事をしていたほうが元気な期間も永くなると思います。


毎年、「やることリスト」を作成しています。現在は2020年11月までリストが埋まっています。もともと能力が低く、年齢的にも集中力・持続力がなくなってきていますので若いころのようにバリバリと仕事できなくなってきているので長期計画になるのは仕方ないとあきらめています。

このようにして現役生活をできるだけ永く、老後生活を短くすることで年金に依存しない生活を続けていきたいと願っています。


高齢者住宅にお住まいの方々から教えていただいたことを大切にして毎日を過ごしたいと思います。