KATOの発売予定品から | 適当気儘に鉄道模型

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主に趣味の鉄道模型に関して入手した際の勝手気儘な感想や模型加工・レイアウト製作は下手で悪戦苦闘しながらもやはり適当気儘に楽しみ同じ趣味を持つ人々に勇気と自信を与えたり、そんなまさに「テキトー」なブログです

 KATOから8月と11月の発売予定が発表された様で、自分の目を惹いたのは当然EF55です。

 EF55はNゲージでは比較的古くからワールド工芸が金属キット&その完成品を、プラ製品ではマイクロエ-スが発売しています。平成の世に1号機が復活して活躍し、馴染みがあるからか人気の様で中古市場でも高値安定の様です。今回のKATO製品の発表によりマイクロエ-ス製品の中古価格は暴落するんだろうなぁ~。

 このEF55、先台車部分に被いがあり、Nゲージでは金属製品はまだしもプラ製品ではそこの処理が課題となっていた中、KATOは形態を再現の上、C282をクリアするという事で、流石KATOの技術力といったところですが、お値段も凄い物となってますね、税込¥15180という事は本体価格¥13800という事で、近年の電気機関車の価格の約2倍といった価格に先ず驚きました、蒸気機関車と同じ価格帯です。ここまでの価格上昇は原材料や物流等あらゆるコストが上がっている昨今とはいえ、ちょっと上がり過ぎな感じを受けますが、実際はその価格にしないと利益が出ない状況なのかも知れません。或いは中古市場の動向からあのマイクロエ-ス製品が中古であれだけの価格帯を維持しているのなら我が社のクオリティで出すならこの価格でもイケると踏んだのでしょうか?そこら辺はメーカーの人間ではありませんから勝手に推測するだけですが、実際どうなのだろう?と興味深いところではあります。

 しかし、ここまでの価格上昇は或る程度仕方ないと容認されるであろうものとはいえ、ここまでの価格上昇はどの位の方々が許容出来るのか、まぁ趣味には金にそこそこ糸目を付けない方々が多かろう事ですからきっと許容しちゃうんでしょうが、個人的には自分にとって国鉄時代には昭和30年代末には引退し、その間も普通列車牽引で使い勝手が悪くてそう使用されなかったらしいという、余り使い道の無い機関車にそこまで出せるかという思いと、貧乏機関車コレクターとしてEF55という機関車コレクターを所有していないので決定版を1輌位持っていても良いのかな?という思いが交錯してどうするか悩んでいる状況です。同時にコスパの良いKATOのイメージは崩壊しつつあり、自分が鉄道模型を始めた頃のKATOは高級、TOMIXは安いと言われた時代に戻るのかも知れません(笑)。

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