最近、特にお盆休み中は我が家の状況もあってスマホを見てのんびり過ごす事が多かったです。
その中で、Xで自分の鉄道模型趣味においての興味の範囲内であるTOMIXの新形9600に関していろいろ意見の相違で荒れている様子を興味深く見ていました。
今回のTOMIXの9600はデフの選択や火室点灯等、プラ量産品としては初である機構を備えたと同時に北海道形として製作となっていますが前者の初機構に対してはデフの選択は別にして火室点灯は楽しいと歓迎する人と要らないギミックな上に価格上昇を招くという事で批判的な人もいますし、後者の北海道形としては形態選択した時に選んだであろう79642をモデルにして製作したからかキャブ前方に雨樋があり、これが北海道形の特徴ではなく高山時代の特徴なのでおかしいとする非難する人がいれば、それ位加工しろと反論する人もいて、それに対しそれでは他地域の特徴を色濃く残した形態で転属後のタイプもそう言えるのか?との更なる反論が有ったりしてそれぞれの意見の同調者のコメントもあってかなり荒れ模様です。
個人的な見解で前者の件に対してはデフの選択は良いと思いますが火室点灯は不用との考えです。デフの別パーツ化は製品価格を少しは上げるでしょうがグーンと跳ね上げるものではないでしょうし、複数の9600を違いを出して楽しむのに有効で「有り」だと思いますし、サードパーティが別タイプのデフを製作販売する場合、取付のハードルも下がる(元々デフ付きの車輌を他のデフに変えるのは結構手間暇かかりますし、デフ取付可能構造なら倣って製作する事で取付のハードルは低いままかな、と)かと。
一方の火室点灯は点滅するのでは無いらしく、切替スイッチも無い様ですので、光の具合では昼間からキャブ内の下部が光りっ放しに見えたら変ですし、夜間走行でも光りっ放しなのは実際には焚口を開けっ放しにしていないのでおかしいです。その上、この機構は結構価格を上昇させる物な感じがしますし、ここまでのギミックは要る方要らない方はっきり別れるだろうし、本来個人やサードパーティでこれは面白いんじゃないか?と思った方が行う物だと思うので個人的には要らないギミックです。


もう一方、形態選択にあたって選ばれたであろう機の問題に関して個人的には基本は拘るなら自分で弄るべきという考えです。ただ今回のTOMIXの選択も特定機に振り過ぎ、更にその形態の装備に関して細かく調べてなかった嫌いがありますので、単に北海道形とするなら識者の考えをいろいろ聞いた上で特定出来ないけど北海道形らしいポイントを押さえた形態で、拘る方が特定機へとする場合に改造しやすい形態だったら良かったとは思います。


そもそもユーザーもメーカーも仕様に拘り過ぎな気がします。それが更なる高騰化を招いているし、単にコレクション化している嫌いもあります。それが今後のNゲージ界に良い影響を与えているとは思えません。本来、拘るなら手を動かして再現するもの、という考えは昭和生まれのオッサンの戯言なのかも知れませんが、趣味の裾野を拡げるどころか狭めてユーザーの首を締める現在の風潮はやはり何処か異常だと思われて仕方ありません。
途中に挟んだ写真は最初のデフ無しがエンドウ、次のデフ付きがKATOの製品ですが、この様に一目見て9600だと判るけれど特定機として偏りのない形態(KATOは九州入ってはいますけど)でその分価格が少しでも手を出し易い方にして、拘りたい方は自分で手を加える、その方がやはり良いとふたつの模型を改めて眺めて思った次第です。
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