始めに断っておきますがお題から何か発売予定情報をいち早くゲットして書いた物じゃないかと思われた方、そうではありません、ただのオッサンのノスタルジーの話です(笑)。
前回のポの字から発売予定の東急旧5000系の話に関してTOMIXから発売されたのって本当に一回だけだったっけ？と調べてみた時に、昔KATOから予定された事があった記事がありました。
1987年のカタログに予定品として各形式の横からの絵と写真が掲載されています。確かにそんなの見た様な記憶があります。
旧5000系は車体がモノコック構造で丸みを帯びた車体の為、GMのキットが出た時はエンドウの動力を収めるのに苦労した旨読んだ気がするのですが、今のKATOなら技術的に旧5000系を作る事は困難な事ではありますまい。新たにKATOが参戦したらTOMIXの中古価格は大暴落するでしょうね(笑)。
この生産予定品というもの、今は各社HP上で毎月発表され、少ししてから販売店にポスターが貼り出されるのがお馴染みですが、オジサンの若い頃は年１回出るカタログに図や写真と共に製品化予定として出ているのを見てときめいたものでした(笑)。
もっとも直ぐ発売されるという事はほとんど無くて、２～３年で出れば良い方でした。凄いのになるとKATOのＣ59の様に30年以上も経ってやっと発売された物も有りますね(笑)。各社の古いカタログを所有していないので実際の例を詳しく挙げる事は出来ませんが、記憶からだとKATOは他にスニ40等の荷物車輌やED76なんかも長年の時を経て発売でしたし、最近ではTOMIXのＣ55がやはり数十年の時を経て発売される事となりましたが、メーカー自体がその事に触れていましたね(笑)。
個人的にはKATOが昔、クモユニ74を予定品としていて「KATOから(一応)旧国が出る！」と期待していたら出たのはクモニ143でガッカリ(笑)、ところがやはり数十年を経て発売された時には感慨深く感じたものでした(笑)。
でも先に挙げた例は長い年月を経ても実際に発売されたから良い方でしょう。未だに予定として掲載された事が有るのにいつの間にか消えて黒歴史化した様な車輌もあります。
これまた詳しく調べられませんが、記憶に残っていて個人的に予定通り出して欲しいのは(蒸気機関車好きなものなんで)KATOのD52/62とＣ60でしょうか？前者はＣ59と並んで大昔から予定で出ていました(多分旧D51の動力利用で作り易いと考えたのでしょう)がいつの間にか立ち消え、後者は比較的近年にＣ59が改めて予定品としてカタログに小さく載った時に一緒に予定品として出ていましたがＣ59はその予定さえ忘れかけた頃に発売されましたがＣ60は何の音沙汰もありません。
両者とも今のKATOの技術では製作するのに何の技術的問題も無さそうですが販売面でどれだけ売れるかがネックとなって立ち消えのままなんでしょう。しかし一度予定として発表したからには、少なくとも自分があの世に行くまでの間に発売されて欲しいものです(笑)。
以上、オッサンのノスタルジーの話でした(笑)。
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