検討した結果インチキC62の出来上がり | 適当気儘に鉄道模型

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主に趣味の鉄道模型に関して入手した際の勝手気儘な感想や模型加工・レイアウト製作は下手で悪戦苦闘しながらもやはり適当気儘に楽しみ同じ趣味を持つ人々に勇気と自信を与えたり、そんなまさに「テキトー」なブログです

 去年ヘッドライト欲しさに落札したKATOのC62 2東海道形、そのまま放ったらかしは勿体無いのでどうしようか検討してみました。

 我が家にはどういう訳(って程のものじゃありませんが)かKATOのC62のジャンク品が有りまして、それを使って何かでっち上げられないか?と考えたのでした。
 多分北海道形の2号機の物と思われるボイラー部分が有ったので組み合わせて登道してから1965年頃迄のC62 2風にならないかと考えました。調べてみたらその頃まではデフにバイパス弁点検口が開けられて無かったし、ライトがLP403の1灯だけだったからです。上手く行けば近くに中古のテンダーが(他の人に買われてなければ)売っているので購入して、キャブ&キャブ下だけは物が無いので東海道形のままになりますが昭和30年代の北海道形のC62 2号機っぽくなるだろうと結論づけました。

 で、早速C62を出したのですが、よく見ると前ユーザーの有り難くない仕様が目に入りました。テンダーのカプラーはカトーナックルに交換してあるのですが、カプラーが接着剤かなんかで固定されています。見るとカプラー取り付け部にスプリングが入っていません。多分交換する時にスプリングを紛失し、カプラーだけ着けたらカプラーがスプリングで押し付けられない為に客車が解放してしまいがちになり、対策としてカプラーを固定しちゃったのでしょう。ドローバーも弄った時に金属線が外れたか何かしたのか対策で金属線が接着剤で固定されている上、ショート対策なのか動力部のドローバー上にマスキングテープが貼られていました。
 対応としてカプラーは新たに手持ちの物に交換、スプリングも手持ちの予備品を取り付けました。ドローバーは接着剤を爪で或る程度剥がして目立たない様にしました。

 次に本来の目的である入れ替えをしてみましたが北海道形のボイラーに東海道形のキャブがうまく嵌まりません、キャブが膨らみます。おかしいな?と東海道形と北海道形のボイラーのキャブが収まる部分を見るとキャブが嵌まる爪の位置が違ってました。爪を削ればキャブは入るものの固定されない為、どうするか悩みましたが一先ず諦めましてヘッドライトのみ交換となりました。で、結局またまたインチキC62の出来上がりという事になりました(苦笑)。
 
 改めて考えると昭和30年代のC62 2号機を作ったとしても使い道が無い事に気付きました。当時の急行を仕立てるとしたら一等車(今のグリーン車)・食堂車はプラ完成品では出ていないのでキットを入手して組まなければなりません。そこまでの思い入れは無いので機関車を売っぱらうにしてもジャンク品となっています、こんなの欲しい人居るかなぁ……?

東海道形持っている形は見比べてください、ヘッドライトが違うのが判りますでしょうか?


一押しいただけますと幸いです。
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