今更ではございますがかねてより懸案だったC11の走行性能比較をするべくレンタルレイアウト旭ヶ丘線に行ってきました。
使用したパワーパックはTOMIXのN-DU202-CLで手始めに旧客10輌を牽引させる事にしました。ですがいろいろと問題発生。先ずKATOのC11だとパワーパック全て絞っていても走り出してしまうのには参りました。けれども走行性能は大したもので約3Vで1%勾配を亀の歩みの様な低速スムーズに登って行くのには驚きました。故に1ノッチでも蒸機らしいゆったりとした感じでスムーズに走っていました。
一方、TOMIXのC11は困り者、低速だとポイントを含むカーブ全てで停まってしまう状況、フルノッチで慣らしを改めてやってみてもカーブで速度が下がる状態、いざ旧客を牽引させると1ノッチでは坂の途中で停まってしまいます。2ノッチだと大丈夫の様ですが走行はギクシャクしています。おまけに2周目の時にトンネル内で立ち往生、もうテスト中止です。
この結果や走行中の観察から言えるのは
①TOMIXは集電がシビア、そこがクリアできれば2大メーカーの市販パワーパックでも扱い易い走行性能になりそう。ただ、そこまでにするのが大変そう。
②KATOは高性能だけれどもそれを充分に生かすには現行パワーパックでは役不足。対応するにはTOMIXの様に機関車に一工夫加えるか現行2大メーカー製パワーパックより遥かに高性能なパワーパックが必要。
ありきたりの結末となってしまいました。実はレンタルレイアウトの店長さんのTOMIX機は調子が良いとの事だったので代わりに借りて確かめようとしたのですが連結器がTNカプラーだったので連結出来ず確かめられませんでした。ただ、単機で走行させたのを見たら明らかに自分のより調子良かったのでここまで差が付く結果にならなかったのでは?とも感じました。
一押しいただけますと嬉しいです。