中国製(その2) | 適当気儘に鉄道模型

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主に趣味の鉄道模型に関して入手した際の勝手気儘な感想や模型加工・レイアウト製作は下手で悪戦苦闘しながらもやはり適当気儘に楽しみ同じ趣味を持つ人々に勇気と自信を与えたり、そんなまさに「テキトー」なブログです

 鉄道模型において中国製品が良くない物としたのに多大な貢献をしたのはマイクロエースでしょう。ダイキャスト崩壊、通電部の酸化による通電不良、質の良くない潤滑油の大量使用による汚損、果てはボディの破損を荒い手作業の接着剤による取り付けでの出荷等々…これではユーザーが怒るのも無理ありません。

 ここからは脱線していつもの話になっていくのですがこんなメーカーでもKATOよりはるかに優秀とする人々も居られます。設計思想というものも有りますからこちらが優秀、こちらは悪いと簡単には言えないと一応自分は思いますが各社機関車の動力を分解整備した経験から言わせてもらいますとマイクロエースの動力構造は70~80年代に出来上がった物のコピーに過ぎず部品精度が良くないので組み辛いとは言えると思います。他社だとダイキャストボディに各種部品を然るべき場所に置くときちんと保持されますがマイクロエースは保持出来ないので粘性の有るグリースでも多めに塗布しないと組み上げ困難ですし、いざ組み上げて試走させると調子が戻ってなく再組み立て…の繰り返しとなる事が多いです。自分が不器用と言うのも作用しているとは思いますがそれでも他社の車輌はそんな事にはならないので間違いなくそう言えると思います。
 走行性能が良いなんて言ってますが既に枯れた技術ですからそこそこ良いのは当然ですしこれで劣悪だったらそもそも話になりません。言っている人のパワーパックも古い物で判断しているようで古いままの方式そのままの造りのマイクロエースの動力車が現代の高性能化されたパワーパックに見合った設計の動力車より優れた走りに見えるのは設計思想的にたまたま合うからで当然です。

 中国製品から話が関係のない方へ跳びましたが中国が持つ物作りのポテンシャルは高いとは思っています。


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