パワーパック その(2) | 適当気儘に鉄道模型

適当気儘に鉄道模型

主に趣味の鉄道模型に関して入手した際の勝手気儘な感想や模型加工・レイアウト製作は下手で悪戦苦闘しながらもやはり適当気儘に楽しみ同じ趣味を持つ人々に勇気と自信を与えたり、そんなまさに「テキトー」なブログです

 こちらは先のパワーパックの話と違って入手していない・出来ないパワーパックの話になります。個人的にはそんな今も熱烈に欲しいと思っているのですがこれからも先ず入手は無理だと思われる、そんなパワーパックに関する話です。


 この熱烈に欲しいパワーパックを知ったきっかけはやはり例のKATO批判ブログです。パワーパックに関して幾つか調べるうちにとあるホームページを見つけました。そこに書かれた文は自分の心に残り、このホームページのパワーパックが欲しいと思う様になりました、その価格は三万ちょっと。確かにNゲージメーカーの上級パワーパックよりは高いのですが自分はこのパワーパックはその価格以上の価値が有る、車両購入も有るからなかなかそちらに予算回せないが予算出来次第購入しようと思ったのです。ただ気になった一点、かなり昔(2006年)からホームページが更新されていない様でしたがガレージメーカーなので活動が自然消滅的になった・頼めば何とかなる位に思って深く考えずにいました。
 で最近になって会社の慰安旅行が有ったのですが行くのを断って積み立て金を返してもらいそれで購入しようと企んだのですがその同時期、別の調べ物をしていたらそのガレージメーカーの主催者が2006年に急逝していた事を知りました。

 書いて良いものか躊躇いもあるのですが(なんせ許可取りようもないので)敢えて書きますとそのメーカーの名前はKEM サウンドシステム(気になった方はググッて見て下さい)と言いまして主催者は大柳啓吾さんと申します。こちらで製作・販売されていたパワーパックはリモート・パックと名付けられておりまして説明を読むからに高性能かつ使い勝手が良さそう(失礼な言い回しですが使っていないので敢えてこう書きます)自分が望むパワーパックと言える造りです。この大柳さん、調べると「とれいん」誌へ記事を掲載された事も有った様です。お亡くなりになられてから月日が経っておりますが(所有・使用した事も無いのに言うのは変なのは百も承知ですが)この大柳さんが造られたパワーパックを超えるパワーパックは今も見受けられない様に思います、書かれたスペックを見ると現在でもその様な仕様で造られて販売されている物は無い様ですし、特に高性能かつ大容量パワーパックでリモートコントロール操作出来る物は今も国内では市販されていないかと思われ、この点が自分が一番気に入ったところです、正直自分は市販の大手メーカーの上級版パワーパックが実物の操作を模した形になっているのが好きではありません、トレインスコープで実車操作に近い体験をしたいならそういう方式が良いだろうけれどもレイアウト走行を眺めながら走行操作を楽しむにはこのリモート・パックの方が実車の操作を模したパワーパックとは比較にならない位極めて優れていると思います。本当に急逝して今はやっていない事実を知った時は仕方無いとは言え残念でがっかりきたのが正直なところです。せめてこのパワーパックの設計図でも入手出来れば他の方に製作依頼も出来るのですが…
 
 ともあれ遅まきながらではありますがKEM主宰者である大柳さんのご冥福を深くお祈りします。
 

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