夢 出会い 魔性 -84ページ目

夢 出会い 魔性

日記だったり思い出だったり願望だったり不倫だったり。




DEATH NOTEが終わるころ、ご主人さまからメール。


『今日はきつかった』

『お疲れさま~。お風呂直行した?(笑)』


お風呂直行は、いつもわんわんが言われてる(笑)


『パチンコ直行した(笑)』

『この時間に帰るのは寒いよ(笑)』

『車だし』

『車もひんやりしてるはず(笑)』

『暖房あったまってきた』

『車の暖房って、するときは暑いよね(笑)』

『する、って何を?(笑)』

『暑くなって、はあはあすること(笑)』

『なんだ、マラソンか』

『車の中で?(笑)暑くなって、はあはあして、気持ちいいこと(笑)』

『腹筋かあ(笑)』

『あのねぇ、答えはセ/ッ/ク/スって言うの~』

『そうか。食べたことないや(笑)』

『わんわんも食べたことないけど、美味しいって聞いたことある(笑)』

『どこで買えばいいんだろ?車で食べるってことはドライブスルーのお店?(笑)』

『普通にお店で売ってるみたいよ。お部屋で食べても、お外で食べても美味しいって~(笑)』

『お店では食べられないんだ?(笑)』

『お店だと、こっしょり食べないと駄目みたい(笑)』

『食べた気がしないね(笑)』

『こっしょり食べると、ドキドキして美味しくなあい?(笑)』

『つまみ食いと一緒か(笑)』

『うん(笑)見付かると叱られる(笑)』

『ほんとはテイクアウト専門なんだね(笑)』

『お部屋で食べると、お腹いっぱいになって眠くなっても安心だしね。今度一緒に食べようね(笑)』

『どこで?(笑)』

『お店でこっしょり食べちゃおか(笑)』

『忙しいな(笑)』

『見付かりそうになったら、ササッとテイクアウトしちゃう(笑)』

『食べたことあるような言い方だね(笑)』

『食べたとしたら○○さんとだし、○○さん食べたことないって言うから』

『聞けば聞くほど不思議な食べ物だし、食べたことないと思うよ(笑)』

『わんわん、なんかファミレスで食べたと思ったけど、気のせいね(笑)』

『注文の仕方が判らないし(笑)』

『セ/ッ/ク/ス下さいって言ってみよっか(笑)』

『なんだ、簡単だね(笑)』

『でも、その注文方法で食べられるかは謎よ(笑)』

『なんとかして食べたい(笑)』

『わんわんも。食べたくてしっぽバタバタしてきた(笑)』






テレビでDEATH NOTEやってる~(*^∀^*)


超が付く感じのデスノおたくなので、たぎってしまいましたですよ。


まちゅけんエル、かわいいなー(ハアト)





どうして仰向けに倒れてるのか一瞬理解できなくて、
自分の頭か平行感覚がおかしくなったのかと思った。


はあはあ
ごくん
はあはあ
ごくん


荒い呼吸と、口の中に溜まる唾液を飲み込む音が耳の奥で響いてる。


「もう終わり?」

「…う」

「気持ちよくしてくれるんじゃないの?」

「う、…う」

「ほら、ここで」

「ぅあっ、あああっ」

「ほら」

「やっ、やめっ、てっ」


倒れ込んだ私の膝のあたりに手をかけて、ご主人さまがゆらりと体を起こしてく。

そのまま繋がった場所を奥まで何度も擦られた。

酸素が欲しくて口がぱくぱく開いて、指先が掴めない空気をかきむしってる。

気持ちよくて
つらくて
苦しくて

バタバタ暴れながら、きっと体は逃げていたんだと思う。

逃げてた自覚は無いけど、ご主人さまに腰を掴まれて、何度もズルズル引き戻されたのは覚えてるから。


「く…くる…しっ」

「苦しい?」

「きもちいい、きもちいっ」


どっちが正しいのか判らない。
きっとどっちも正しいんだ。

ぱくぱくしてる口唇からは、わけの判らない言葉と喘ぎ声が引っ切りなしに零れてく。



急にすごく苦しくなって、喉の奥に上手に空気が入ってこなくなった。

背中の真ん中くらいまでベッドからずり落ちて、宙ぶらりんみたいになってる。

大きくのけ反るみたいな格好で、首も伸びきってたみたい。

息が上手く吸えなくて、かはっ、って声みたいな変な音が口元から漏れた。

体を支えようとして力を入れると、逆に喉が塞がるようで余計に苦しい。

余計に苦しいし、ご主人さまが入ってきてるところはどろどろに気持ちよくて、
一瞬力を入れても、またグタッと四肢から力が抜けてく。


しにそう
しんじゃう
くるしい
だめやめて
こわい


たぶん、そんなことを叫んでいたんだ。

おぼえてないけど、ご主人さまがそう言ってたから、きっと叫んでたんだ。

ご主人さまが何か言ってる。

たぶん、いくよ、とか、いきそうだ、とか。




気が付いたらテレビが逆さまに見えてて、
ご主人さまがわんわんのお腹をティッシュで拭ってた。

体を起こそうとしたらベッドからだいぶはみ出してて、
おまけに力が入らなくて手だけがジタバタ空中で動いてた。


「何がしたいの(笑)」

「うー…」

「まったく(笑)」


ジタバタもがいてる手をご主人さまが掴んで、グイッてベッドに引き上げてくれた。


そのままふにゃっと抱き着いてキスしたら、
また「まったく」って笑われた。






『ロト1つも当たってなかった(笑)』

『じゃあ俺も外れか(笑)』

『わんわんがハズレってことは、自動的に(笑)』


わんわんとご主人さまが買ってる数字、半分被ってるから(笑)


『今日はトラップなかった?(笑)』


トラップって、わんわんと夫の揉め事のこと。


『トラップの素は寝てる(笑)』

『平和だね』

『平和なうちに当てたい(笑)』

『もうすぐ(笑)』

『来週ね(笑)で、露天風呂で生き返る(笑)』

『布団では死/ぬくせに(笑)』

『逝っちゃうしね(笑)』

『エク/スタ/シーは小さな死って意味だから(笑)』

『わんわん、『小さな』ってイメージ?(笑)』

『大きな死だったら大問題(笑)』

『レベル7だとヤバいかも(笑)』

『届きそうだけどね(笑)』



わんわん、何かに届きそうらしいです(笑)






「ほら、ご奉仕出来てない」


表情1つ変えてないご主人さまが私を見上げながらそう言う。

ちゃんとしなくちゃって思うのに、体が全然言うことを聞かない。
上手に動けない。


「ここで気持ち良くしてくれるんじゃないの?」

「う…」

「自分がいってちゃ駄目だろう」

「ごめ…なさ…」

「ほら」

「っ!あっ、やめ…っ」


うー、って唸り声みたいなのを漏らしながら、グッと奥歯を噛んだ。

ぎりぎり嫌な音が耳の奥に響く気がする。

がまんしなくちゃ。
競り上がってくるの、逃さなきゃ。

はっ、はっ、はあっ、って、短く息を吐きだす音と、ギリッて奥歯を噛み締める音。

いったらまた動けなくなるけど、
いくのを逃すように我慢してても上手に動けない。

上手に動けないぶんもどかしくて、体の奥が勝手に暴れだす感覚。
きゅうきゅうとご主人さまを締め付けてく感じ。


「頑張ってるな(笑)」

「う…ん、う…」


面白いものを見てるみたいにご主人さまの表情が少し緩んだ。

口唇の端がニヤと上がったみたいに見える。

きっとそれとは反対に、わんわんの表情は困ったみたいに堪えてるみたいに歪んでるんだろう。


「ちゃんと動かないと気持ち良くないよ」

「あ、だめ、だめだめ、あっ、」


下手に我慢したから、逃しきれなかったから、そのぶん揺り返しがくるよ。

下からご主人さまに体を揺さぶられて、
さっきより大きい波が体をざわざわ包んでくよ。


「…い…いき…」

「ほら」

「いきそうまたいきそう、いっちゃう、いい、いい…っ」


ばかになったみたいに同じ言葉だけを吐き出して、
体をがたがた震わせて、
酸欠のさかなみたいに口をぱくぱくさせて、
頭がぐらぐらして、
今度は上手に逃せなくて、
体も支えていられなくて。



気が付いたら私は、ベッドの上に仰向けに倒れたまま、
ただ荒い呼吸を繰り返して、条件反射みたいにびくんびくんと体を震わせてた。