「非認知能力」と聞くと、子どもの教育で語られることが多いイメージがあるかもしれません。
しかし、実はこの「非認知能力」は大人になってからでも十分に伸ばすことができ、私たちのキャリアや収入、ひいては人生の幸福度にも大きく影響することが、教育経済学の研究によって明らかになっています。
そして、その育成に「運動」、特にテコンドーのような武道が非常に有効であるというエビデンスが示されています。

非認知能力は「一生涯」伸ばせるスキル

非認知能力とは、学力テストでは測れない、意欲、忍耐力、自制心、協調性、問題解決能力、そして「やり抜く力(グリット)」といった、個人の内面的な特性や社会情動的なスキルを指します。
かつては幼児期に形成されるものと考えられがちでしたが、近年では、大人になってからもトレーニングや経験を通じて向上させられることが分かっています。

運動が育む大人の非認知能力

では、具体的にどのような運動が非認知能力の向上に寄与するのでしょうか。
多くの研究が、運動習慣が脳機能の向上、ストレス耐性の強化、自己肯定感の向上に繋がることを示しています。
特に、テコンドーのような武道は、単なる身体活動に留まらない多角的な効果が期待できます。

集中力と自制心: テコンドーの型や組手では、一瞬の判断と感情のコントロールが不可欠です。これは、仕事における集中力や、困難な状況での冷静な判断力に直結します。

やり抜く力(グリット): 新しい技の習得や昇級審査への挑戦は、地道な努力と継続が求められます。失敗を恐れずに挑戦し、目標達成まで諦めない「やり抜く力」は、ビジネスの現場でも非常に価値のある能力です。

忍耐力と精神力: 厳しい練習を乗り越える過程で、肉体的・精神的な限界に挑戦し、それを克服する経験は、困難に直面した際の忍耐力と精神的な強さを養います。

問題解決能力: 組手やスパーリングでは、相手の動きを予測し、瞬時に最適な戦略を立てる必要があります。これは、実社会における問題解決能力の訓練にもなります。




運動習慣が「稼ぐ力」を強くするエビデンス

教育経済学の分野では、スポーツ経験や運動習慣が将来の経済的成功に影響を与えるという興味深い研究結果が報告されています。
例えば、ある研究では、スポーツ経験のある人がそうでない人に比べて年収が約4%高いという結果が示されています(Diamond.jp, 2024)。
また、別の研究では、運動習慣がある人ほど高学歴・高所得である傾向が指摘されており、運動が単なる健康維持だけでなく、キャリア形成においても重要な要素であることが示唆されています(J-STAGE, 2019)。
これらの背景には、運動を通じて培われる「やり抜く力」や「自制心」といった非認知能力が、学業成績の向上、より良い職への就職、そして職場でのパフォーマンス向上に繋がるというメカニズムがあると考えられています。つまり、運動は単なる消費活動ではなく、将来の自分への「投資」と捉えることができるのです。

SLASH Martial Artsで、大人の非認知能力を鍛えよう

愛知県岡崎市で活動するSLASH Martial Artsは、テコンドーを通じて大人の非認知能力を育む場を提供しています。
週に一度の練習でも、継続することで着実に心身が鍛えられ、ビジネスや日常生活で役立つスキルが身につきます。
「今から新しいことを始めるのは遅い」と感じる必要はありません。
テコンドーは、年齢や運動経験に関わらず、誰でも始められる武道です。
健康維持、ストレス解消、そして何よりも「稼ぐ力」を強くする非認知能力の向上を目指して、私たちと一緒にテコンドーを始めてみませんか?
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参考文献
Diamond.jp. (2024). スポーツで将来の年収が14.8%アップ!? 子どもに「稼ぐ力」をつけさせるには. 
J-STAGE. (2019). 「運動習慣」で年収が左右される科学的根拠。スクワットで成績も5割増しに!?.
Trainocate. (n.d.). 大人が非認知能力を伸ばすには?鍛えるべき理由と効果的なトレーニング.
マイナビキャリアリサーチ. (2023). 社会で役立つ「非認知能力」とは? ~先行研究を参考に. Retrieved from
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