妄想国家
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ラブストーリーは突然に…11

「あのね!!あのですね!実は今日ワタクシ、あなたにお話が御座いまして…」

ヤバい…
完璧テンパった。
訳判らん。

いや!!いや、頑張れ自分!

「あのですよ。………すっ…………しゅきでし!!」
咬んじゃった。
もー無理。
ただでさえ恥ずかしいのに、咬むって!!
恥ずかし過ぎる…


私はもぅ顔を上げられなかった。
恥ずかしさのあまり泣きそうになった。

熱まで上がって来た気がする。クラクラする。

少しの沈黙が流れた。
「へっ!?終わり?!…つか、お前、今咬んだべ?…くっくっく…」

ムカつく。今笑った。頑張ったのに…ムカつく…ムカつく!!

「笑う事無いぢゃん!!頑張ったのにー!!」
そう叫んだ。

「やっとこっち見たぢゃん。何だよ、お前。自分だけ言いたい事言って。俺の話も聞いてよ。」

「あ。ごめんなせい」「せい?お前、また咬んだなー?笑
まぁいいや。ちゃんと聞いて?」
「俺ね、お前の事好きだよ。話も会うし、一緒に居て楽しい。一緒に居たいって思う。けど、遠距離ぢゃん?俺、仕事あるし、お前も色々あるし、お互い引っ越すのとか無理だべ?」
「うん…」

「俺、ぶっちゃけ遠距離とか無理。

って思ってたけど、お前となら頑張るかも。お

ラブストーリーは突然に…10

「おっ!!ビール飲も?熱は平気だからさ♪」

私はまた彼の言葉を遮った…いくじなし…

「お…おー。飲も!」

それからはベッドに腰掛け飲みながら色んな話をした。
私のお仕事、友達、家族、共通の音楽の話…
そして彼の趣味、波乗り、友達、お仕事の話…
始めは明るく話してくれてた彼の顔が曇った。

そして弱々しい声でいった。
後から入って来た友達の方が売れて焦ってる事、親から心配されてる事…


「俺…自信あるよ!!夢の為ならいくらでも頑張れる。けどさ…周りに認めて貰える自信ねーよ」



初めて見た彼の表情。泣きそうな顔…



「そんな心配する事無いぢゃん。アンタめっちゃ頑張ってんぢゃん!見てる人はちゃんと見てくれてるよ。今回だって仕事あったぢゃん♪」
ダメだ…こんな事言いたいんぢゃなぃのに…


それでも彼は少し笑った。

「だよな!!俺大丈夫!人に恵まれてっから♪野球もこの仕事もコツコツだべ!!よっしゃ~!!やる気湧いて来たぁ~!
ぁ。けど…今回来たのは俺が頼んだからだべ。去年来た時、何かすげー楽しくてさ♪海キレーだし、酒も飯も上手いし、撮影も楽しかったし……それにお前と…」

ちょっと沈黙。




「お前にいつも励まされてる。めっちゃ応援してくれてるの判るし。だからさ…お前に会う
「へ!?」

ちょっと待った!!
それは私が言う。
その為に来たし、
スッキリしたい。


「あの…あの。あのね!!」

続く…

ラブストーリーは突然に…9

「は?!なに!この部屋!!」
私は思わず叫んだ。

彼の部屋はとりあえず汚かった。私は決して綺麗好きでは無い。けれども!!

空の栄養ドリンクの瓶、ジュースの缶が床に転がり、ベッドの上には灰皿、グチャグチャのまま投げ捨てられた洋服、脱ぎ捨てられた靴下。

「もー!!」
と言いながら片付ける。彼は笑って見ている。

「今日着いたんぢゃん??何でこんな汚れる??」
「だってお前来んの早ぇ~んだもん。今日汗かいたし、風呂入って片付けようと思ってたのに…」
「あぁ本当だ。髪が濡れてる…ってか髪型変わったね。」


一瞬空気が止まった…彼の手がのびてくる。


「あ!!ビール飲も!お疲れビール!!今日もお疲れ様でした!」私は必死で空気を遮った。チキンだ私…

「お…おー♪飲もうぜ♪♪あれ?でも…大丈夫か?熱あんだろ??」
そう言って彼が私の額を触る…
続く…
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