ウェスタンフィルム
1978年 『パリスフィルム』(リトグラフ) 1978年 『ウェスタンフィルム』 (リトフラフ)
今日の作品は「パリスフィルム」と「ウェスタンフィルム」です。
1978年にヒロヤマガタの版画第1・2作目として発表された作品です。
この2つの作品は数あるヤマガタ作品のなかでも珍しいリトグラフの技法で刷られた作品になります。
(これ2作品以外には数えるほどしかリトグラフの作品はない)
ヒロヤマガタ初期の作品の特徴として
・人物が大きく描かれている⇒一人一人が細かく描かれている。
・空を描く面積が狭い。
対照的にペリエ以降の作品は人物がこの時期より小さくなってきており、その分空の面積が広くなってきている。
つまり、描く視点がどんどん広くなってきているといえる。
また、版画の技術的な部分で人物の肌色が少し黄色がかっている。
まだきれいな肌色が出せなかったといえるでしょう。(80年代半ば頃より変わってくる。)
約450作品の版画を制作しているヒロヤマガタにとっての記念すべき第1・2号といえる作品です。

