科学技術は、現実をSFのような世界へと…。
ついに実在の女性そっくりの、遠隔操作型ロボット「ジェミノイドF」が発表されました。
- 実在女性そっくり! 笑えば笑う遠隔操作ロボ、5月販売 (asahi.com)
記事によると、遠隔カウンセリングに使用できるほど、表情を豊かに表現できるようです。
よって、接客には当然使用可能でしょう。
なので、このロボット女性、名前はなんと言うのか分りませんが、私はとりあえず「ボッコちゃん」と呼ぶことにします。
もちろんあの名作ショートショート、 星新一 「ボッコちゃん」(1958)のことを思い出したからですけど。
昔のSF作品なので、知らない方のために、簡単に流れを…。
あるバーのマスターが、接客用女性型アンドロイド「ボッコちゃん」を、カウンターに設置して商売。
お客の受けも良く、しかも客が彼女に飲ませた酒は、リサイクル可能というエコな仕様なので、ビジネスモデルとして何の問題もないと思われていましたが…。
そこに、彼女に真剣に恋してしまった青年が現われたことから、事態は予想外のとんでもない方向へ…、というものです。
まあ現状では、一千万円というその価格を含め、家庭内にジェミノイドが入ってくるまでには、まだいくつかの障壁があると感じます。
何しろ、昨年からの社会現象にもなったあのゲーム「ラブプラス」、あの程度のものでも、一方では家庭内問題になるくらいなのですから…。
しかし、技術の進歩は早いですね。実はもっと先のことだろうと思っていた、実在型の女性ロボットが販売開始というのです…。
そのうちにこれが、車一台と同じくらいかそれ以下の価格にまでなれば、どんな社会状況が生まれてくるのか、あまり考えてみたくないです。
私の生きているくらいの間には、できれば実現していただきたくないですが。
まあ、このような科学技術の進歩に対して、ネガティブな想像をしていると、本当に限りがありません。
現状の価格から見て、現実的なのはやはり、接客サービスなどへの応用でしょうか。ジェミノイド型風俗営業とか…。
人を雇うのと比べて、どちらがコスト的に見合うのでしょうね。興味深いところです。
あと、けっこう受けそうなものとして、遠隔操作の実在型アイドルを、全国に派遣興行というのはどうでしょう。
まず、実在アイドルを想定したジェミノイドを、全国各地に配置。アイドル本人は、自宅近くの本部センターにご出勤。
そのうえで、歌って見せたり、ファン・コミュニケーションをしてみたりと、遠隔同時操作で可能なことを追求するというわけです。
遠隔操作する女性が、必ずしもジェミノイドそっくりである必要はないと思うので、ある意味、ロボットの側は理想の形に整形すればよいかもしれません。
いずれにしても、そのようにして生まれる次世代のネット型アイドル、その最初のカリスマ的存在となるのは、はたしてどなたなのでしょうか。
2日前に、もうミクは扱わない、と書いたばかりなのに…。でもこういったテーマなので、またVOCALOID2の「巡音ルカ」に出ていただこうと思います。
ルカは、ミク、リン/レンに続く、3作目のボーカロイドですが、英語でも歌えるバイリンガルであることが特徴となっています。
ミクと比べると、やはり音声合成の欠点が目立ちやすくて、扱いはやや難しいキャラクターです。
巡音ルカ 「 RIP=RELEASE 」
BlazingAngel22 (2009).
(2010-04-05 18:33:02)