通常は、あまり見かけることの出来ない珍しい楽器である Contrabass trombone を加えた、トロンボーン・アンサンブルをご紹介します。
私もこのコントラバス・トロンボーンという楽器が、存在することは知っていましたが、映像ではない実物を見かけたことはありません。
ジャズ・アンサンブルや普通のオーケストラには含まれない楽器ですので。
20世紀の始め頃、オーケストラではよく使用されていたようです。Wagner の作品とか、あの"Puccini: Turandot"(1924)などで用いられています。
この映像では、アンサンブルの一番手前の奏者がその楽器(4th tbn)で、その向こうの次の奏者が通常のバストロンボーン(3rd)、あとの二人がテナー・トロンボーン(1st & 2nd)となっています。
アンサンブルのレベルも比較的高く、それぞれの楽器の音色の違いを聞き分けることが出来ます。
コントラバス・トロンボーンのパートは、しばしばチューバなどに置き換えて演奏されるらしいですが、こうして聴いてみると、この楽器はトロンボーンならではの音色になっていて、なかなか魅力的だと思います。
University of North Texas trombone quartet " Bruckner: Two Aequali " (2010)
(2010-04-06 18:10:52)