私の街では、この週末、ついに桜が満開を迎えました。
きっと、この時季を楽しまれている方も、多いことでしょうね。
夜桜満喫 花見客にぎわう
黄金山ピンクの波 桜見ごろ
大桜、満開シーズン初の一望 (以上、中国新聞)
さて4/1は、もう過ぎてしまいましたが、毎年この頃になると思い出す、そんな曲をとりあげてみました。
Burt Bacharach 作曲、古い映画「幸せはパリで」(カトリーヌ・ドヌーブ、ジャック・レモン主演)のテーマ音楽「The April Fools」です。
オリジナル・ヴァージョンでは、ディオンヌ・ワーウィックが歌っていました。
パーシー・フェイス・オーケストラの演奏も流麗で、非常に美しいです。このようなポピュラー系のオーケストラは、1970年代までが最盛期で、現在ではもう二度と、録音以外でこのようなサウンドを聴くことはできないでしょう。
昔の映画もそこそこ観ている私ですが、この作品は実は見たことがありません。ですがこのテーマ曲だけは、子供の頃から知っていました。
バート・バカラックは私にとって、作曲家として初めて好きになった方だったと思います。
高校生の頃、この方の作曲された作品を聞いたり、スコアを見たりしても、いったいどうやってこんなコード進行や譜割を思いつくのか、到底考えが及ばない、驚異的な存在に見えたものです。
この方が1970年代までに書かれた作品の多くは、現在においても古さを感じさせませんし、独特の美しさを持つメロディーやハーモニーによって、これからも時を越えることは間違いないでしょう。
斉藤由貴 さんがこの曲をカバーしていたことは、最近知りました。
伴奏はピアノ以外シンセサイザーなので、おそらく1990年代以降に制作(アルバム「Moi」に収録、1994)されたものだと思います。
彼女が自作の詩をつけて歌っているヴァージョンでは、完全に自分の世界のものにしています。さすがです。とても癒されます。
それではこの名曲を、現在から昔へ、そして再び現在へと、様々なバージョンでお聴きください。
" The April Fools "
composed by Burt Bacharach (1969).
(2010-04-04 15:44:56)