◇ a rear atmosphere ◇ -3ページ目

静寂の針

忙しい毎日が過ぎ行く道で
ふと立ち止まりそうななる事がある



確かにあるこの想いが
空回りしている



優しく穏やかなキミを
ボクは裏切り苛立たせた



いま星は見えるの…?
ボクはここにいます



消えそうな火を
どうか眠りに堕ちて…



心が拒絶する
ボクはどうしてしまったの?



吐息が聞こえ
ボクは完全に静止した



もぅやめろ…っ!



呆然とした意識で
君の怒鳴り声が聞こえた



名前を呼んだ



キミはどんな思いだったろう
ごめんな…



形じゃない何かが
欠けた夜







もっとぶつけてきて欲しい
もっと愛して欲しい



だけどあなたは止まったの
どうして?







心を交わしたい
ボクは間違ってるかな?



何も話そうとしない
そぅ…キミも



どこかすれ違う二人
この穴は埋めることができるのか―







静寂の針
冷えた身体

鶯の朝

こないだはごめん…



なんか色々なこと重なってたんだ
毎日一人で考えたり不安になったり、それを話せる人もいなくて…



男の子には分からないんだろうな…
そんなことも思ったりした



それで満タンまで溜まっちゃったんだ



ほんとうにごめんなさい



足がガクガクして力が抜けた
自分が考えてたことがどんなことか…



右手に包んでた羽と桜が
必死に私を止めてくれた気がする



ありがとう



朝日が綺麗な日
君は待っていてくれた



忘れない



なんで心が狭くなってしまうのかな?
海のようになりたいよ…



もうすぐ夏祭り
君と行けたらいいな



優しい気持ちでいたい
いつだってそう在り続けたい



たくさんの本を読んで
色んな気持ちを知ろうと思った




無二の声

星屑へ

雨を余地する
気持ちぃ晴れは高く高く飛んでゆく



悲しい時や元気が無いときは
低く飛んで進んでいこう



高い空だけが道じゃないから







久々に会いたい人たち
君はそんな風に思う人がいる?



いつも1人遠くで頑張っている君に
「寂しくなる時は無い?」と聞いたら



君はこう言った



「もぅ慣れたかな」



私いつかきっと
君の育った土地へ行こうと思ったよ



だから今でも必ず君の地元の話をしたり
たまに聞いたりもして



思い出してもらうんだ
いろんな事を忘れないために







君は
「もし死ぬなら、北海道へ行ってダイヤモンドダスト見てから死にたい」



そう言っていたね



私が家を飛び出した時、君は死ぬことを考えたと言っていたね



後でどうして?
と聞いたら



私が居ない人生なんて生きていても…



生きることに疲れたって…そぅ言った



私そんなこと考えもしなかった
君がそんなことを考えてたなんて



ごめんね…





君を1人になんてしないよ



ただ…私が家を飛び出したのは
君に分かって欲しかった



君が何も話してくれなくなったこと
私寂しかったよ



だから私は君の真似をして
何も無いようにあやふやにしてたの



影で泣いていても
笑うことが出来ない時も



君に話すことが出来なかった



もっと聞いて欲しいのに
もっと言葉が欲しいのに



君は困ったように
泣くなと一言



いくら間を置いても
私は話すことが出来なかったんだ



二人で生きている
そんなことが実感出来ずにいたんだ



だから、あの時
いい機会だと思った



少し高い山から
私と君の家を眺めていた



君が出てきて
自転車に乗って、歩いているはずの私を探していた



何も考えたくなかったのに
君の事ばかりで頭がいっぱいになってた



何処へ向かったのだろうとか
君が居なくなったらとか



何時間居ただろう
二人とも朝から飲まず食わずで



私はある場所へ向かおうと山を下った
君と私の家の前を通って



私しか居ない道路
君は汗だくになって私をつかまえた



今までに見たことが無い目をしてた



家に着いたら君は話してくれた
ありがとう



大切にしたいのに
時に分かりあえなくて傷付け合う…



けど…
それでも君と一緒に居たいよ



だから止まらない
いつまでも君の横で歩いてく