曇り夜

もぅ寝よう
今日は少し熱っぽくて調子が悪い



君はどんなことを考えてるのかな
私は…



助けて欲しいんだよ
気付いて欲しいんだよ
どうしようもないこの暴れる気持ちを



１人で泣くのに慣れてしまうよ…



笑顔も満足に出来ない
こんな私なんかいらない



夜の闇が近づいてくる
今日の空気は嫌い



愛って何だろう
ちょっと疲れてるのかな？



頭を撫でてあげよう
嫌いな自分の



君だって私の一部なんだから…

柔らかい羽

少しずつ回復してきたよ
もうダメなんじゃないかっていう気持ち



緊張感、初々しさは無くなっていくけど、思いやりだけは離さない
離しちゃいけないんだ



ねぇ…今何してる？



思った事は、その時に伝えてね
不安を答えにしてしまいそうになるから



萎れていく身体を愛せますか？



君のせいにしたら悲しみますか？



でもね、結局は自分自身の問題なの
負けたくないよ



やり返してやる…なんていけないよね
お互いを傷付けることの連鎖にしかならない行為はもうやめよう
せめて私だけは



眠れない夜はmelodyを聴くんだ
それが１人の時間での唯一の癒し



柔らかい羽に抱かれ、心地よい夢へ…
今日も見守ろう、無邪気な寝顔



おやすみなさい

優しい雨

静かな雨に濡れて、懐かしい香りがした



側で君の寝息が聞こえる
ひんやりした窓辺でしばらく外を眺めた



映画NANAを観ている途中で寝てしまった君は、いつものように寝言を言う
たまに私と会話もするの、覚えてないよね



小一時間君を見守ってから眠りに付いた



今日もありがとう
おやすみ…