信仰というのは、人間性の練磨であることを忘れてはいけない | くにまさのブログ

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知っていただきたいことを、主に記していきます。

    (『新・人間革命』第8巻より編集)

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          〈布陣〉 4

 

 また、こう指導したこともあった。

 

 ”自分が、自分が”という自己中心的な生き方やスタンドプレーでは、後輩は育てない。

 

 みんながどうすれば、明るく、楽しく、力を発揮できるかを考えて、自分よりも、皆に光が当たるようにしていくことが大事だ

 

 そして、みんなの話をよく聞き、一人ひとりを温かく包んでいくことだ。

 

 心の冷たい、機械のような幹部であれば、最後は、誰からも相手にされなくなってしまう。

 

 信仰というのは、人間性の練磨であることを忘れてはいけない

 

 道代は、女子部のリーダーの一人として、着実に成長していった。

 

 渡道代は、結婚後、出産してからも、聖教新聞の記者を続け、女子部の企画部長の任も全うしてきた。

 

 彼女には、環境が変わっても、一歩も引くことのなく自身の使命を果たし抜こうとの、強い思いがあった。

 

 

 本部総会は、人事発表に続いて・・・。

 

 山本伸一は、各部(学生部、男子部、女子部、婦人部)がそれぞれの持ち味を生かしながら、広宣流布への情熱を燃やし、新しい前進を誓う姿に、頼もしさを感じた。

 

 このあと、・・・のあいさつが続き、会長講演となった。

 

 参加者は、雷鳴のような大拍手を送りながら、会長就任三周年の、新出発の師子吼を待った

 

 場内に、凛とした伸一の声が響いた。

 

 「幹部並びに会員の皆様方のご尽力によって、未熟な私ではございますが、『命限りあり、惜しむべからず。遂に願うべきは仏国なり』との御聖訓のままに、今日まで、前進の駒をすすめることができました。

 

 心よりお礼を申し上げるものでございます」

 

 喜びの拍手が広がった。