反対に、中心者を守れば、自分が守られる。これが因果の理法です | くにまさのブログ

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知っていただきたいことを、主に記していきます。

    (『新・人間革命』第7巻より編集)

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         〈萌芽〉 10

 

 (つづき)

 もし、中心者が嫌いだからとか、自分の方が信心が古いからといって、あの人のもとでは活動ができないという人がいたならば、

 

 その人は『法』が根本ではなく、『人』に対する自分の感情が根本になっているんです。また、それは、わがままです。

 

 わがままは、自分の心に負け、信心の軌道を踏み外した姿です。結局は、その人自身が不幸になります。

 

 反対に、中心者を守れば、自分が守られる。これが因果の理法です。

 

 一方、幹部になった人は、絶対に威張ったりせずに、よく後輩の面倒をみていただきたい。

 

 皆に奉仕するために幹部はいるんです。広宣流布に戦う人は、皆、地涌の菩薩であり、仏です。

 

 その方々を励まし、尽くした分だけ、自身も偉大な福運を、積んでいける。

 

 ともかく、皆が同志として尊敬し、信頼し合って、また、足りない点は補い、守り合えば、鉄の団結が生まれます

 

 その団結が、最大の力になる。

 

 御書には『異体同心なれば万事を成じ、同体異心なれば、諸事叶うことなし』と仰せです。

 

 広宣流布に向かって、心を一つにすれば、すべてに大勝利できる。どうか、この決心で、ハワイの旭日の前進をお願いいたします」

 

 ハワイ大会は、このあと、会長・山本伸一を囲んでの質問会となった。

 

 伸一の初訪問の折の座談会では、人生の悲哀と苦悩に打ちひしがれ、質問の途中で泣きじゃくる人もいたが、ここには、そんな光景は全くなかった。

 

 あるのは希望の旅立ちへの、朗らかな誓いの笑顔であった。