日本のニュースについて目についたものをいろいろ。




ーソフトバンクが挑む鉄腕アトムの量産化
http://toyokeizai.net/articles/-/39453

ソフトバンクがついにロボット事業に参入したそうだ。
21世紀における世界の成長事業分野のひとつがロボットなのかなと。
その中でもAI(人工知能)を備えたロボットが今後も改良スピードを速めて
市場に出てきそうだ。
今度訪日した際にロボットを1体購入しようかと考えていていろいろ調べていましたが
日本の販売されているロボットだと高い割にまだラジコンの延長みたいなロボットばかりな印象で
AIにはほど遠い気がしていたので微妙だなと
思っていましたのでソフトバンクの
このペッパーが市場に投入されるまでちょっと待とうかなと。
値段も20万以下は安い。
孫社長も採算は合わないと伝えているがいずれにせよAIを備えたロボット開発
は今後もますます様々な会社で活発化しそうだ。
Appleが進めているSiriも話しかけると普通に答えるけど
例えば「言っている意味がちょっと分からないかも」とかSiriに言うと
「わかりませんか、すいません」とか答えるので笑える。





ー日本製最高、アジア製は低品質が打ち砕かれる日
http://www.j-cast.com/kaisha/2014/06/03206432.html

この方も中国の広州交易会のことを書いていますが自分もこの交易会に初参加したのは
今から8年前の2006年でしたがその際に
中国企業の家電のブースを初めて見た時の印象はとても強かった。毎回行くたびに家電のブースに
立ち寄るのが楽しみでしたがひとつは中国のビジネスの中でもとりわけ国際的な対応が進んでいた
印象を持ったこと。
中国最大の交易会ですので様々な企業が参加していて中には汚れたTシャツ来たオジサン1人が
座っていてみたいな怪しいメーカーなども山ほどいるのですがそんな中で
家電ブースは優秀な中国人が多く働いていて洗練されていましたし
ビジネスマナーなども含めて家電業界は自動車業界以上に進んでいた印象を強く持ったのを
覚えています。
もちろん肝心の商品も技術のキャッチアップのスピードはとても速かったですし
いずれこういう時代が来るのは必然だったのかなと。

個人的にはまだまだ中国の品質が日本製に追いつく所まで??ですが
世界市場で日本の家電製品が勝てるかと言われたら非常に難しい現状です。
現在の世界の家電市場の主役は残念ながら日本のメーカーではなくサムソン、LG(特にサムソン)
でありどこの国の家電事業でも韓国メーカーが完全に中心です。
何か新しい商品を市場投入する場合、メーカーはSonyや日立,松下(パナソニック)
に勝つのではなくいかにしてサムソンに勝つかを考えて商品を投入するのが実情ですので
世界の家電市場では日本の場合は中国もそうですがまず韓国とどのように競合していくかが
先ではないかと。
日本人なので自分も日本製家電をかなりひいきにしてしまいますがそんな自分でも最近購入した
テレビはLGやSamsungでした。
日本製びいきを差し引いても価格と品揃えが全然良いのでもうSamsungでいいかな
みたいな。




ー宇宙庁、2017年度へ設置へ。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/06/japan-space-agency_n_5457240.html

良いニュースだけど政府主導ではなくできれば宇宙の事業は民間を主導にさせて
それを規制などをつくるのではなく民間の開発に対して税金面の優遇や補助金などで強力な
サポートで援護して欲しい。
歴史的にも技術の大きなブレークスルーはいつでもどんな国でも市場で競争をしながら生まれてきたのだし
人類最後のフロンティアへの開拓は民間がいかに高い技術を、そしていかにコストをかけずに
行われるようにできるかが大きなカギ。
かつてのロケット事業は冷戦時代に米国やソ連の戦争、軍事事業を関連して行われてきた歴史があるので
とても非効率でコストもかかり、また宇宙に行ける人が限られて人だけになっていますが
今後は民間や投資家が参入し、より宇宙へ行くハードルが低くなるのではと期待。





ー日本人の生産性は先進国で19年連続で再開
非効率なホワイトカラーの働き方はどう変わるべきか


世界でも有名な言葉トヨタの「カンバン方式」はブルーカラーの社員への生産性の
効率を上げるやり方としても有名ですが日本のホワイトカラーの生産性はいまだに
低いのはこのブルーカラーのやり方をホワイトカラーにも当てはめているからという
話し。
日本だけでなく世界中そうですが歴史的に見て「ホワイトカラー」という職種が生まれてきたのが
ここ数十年の話だけです。人はそれまで徹底した外部からのコントロールを受けて働かされることが
多かったし、数百年前では奴隷制度をムチを使い、つい最近でも軍隊の殴って人を動かすのが
常識だった時代がありましたし、その後にようやく産業時代のブルーカラーを
時間管理とお金(残業代など)、罰則などでコントロールするやり方が主流になり、
(これらも外部コントロールの一種)
みたな流れですからそれに比べれば日本だけでなく世界的にも人が他者動かすという
「技術」はまだまだ人類全体として発展途上の段階だと思います。

産業時代が終わり、今の時代は世界の労働市場では少しづつ生産ラインで働く人から
他の産業へ労働者の移動が行われています。(逆にブルーカラーの仕事は今後の20年でロボットに
変えられていくと言われている)
異なる生産性、付加価値があるアイデアだったりそれを実行する能力
などがある人をいかに育てるかが大事な時代ですので彼らのアウトプットを高めさせるのに産業時代からの
人の管理のやり方が適さなくなってしまいました。時代がここ数年で大きく変わりましたが従業員を管理する
のに必要な能力もいつの間にか変わってしまったのは多くのホワイトカラーが従事する仕事で
求められるものが変わったからではと思います。
有名なのは「褒める技術」を始めとして
内在的なモチベーションを高めるというものですが
外部圧力をかけて動かすのとは根本的に違いますし遥かに努力、忍耐力と工夫が
必要になってきます。







ー施工ミス、マンション傾く、住友不動産、転居呼びかけ


地震国の日本では住宅建築のレベルは世界でも群を抜いて高い。
これは日本人の優秀さかなと思います。ドミニカの住宅で若干手すりがずれているとか
普通で日本の基準に当てはめるとおそらく8割は欠陥住宅になる。(笑)






ー配車サービス UBERが1230億円の資金調達


スマホを使ったタクシーやリムジンの配車サービス。
米国の企業ですが日本にも進出してきているようだ。スマホでGoogle Mapと連動したりして
タクシーを捕まえられれば使う人にはとても便利な気がする。
ちょっと前にGoogleもサンフランシスコやニューヨークなど大都市限定で試験的に
宅配サービスをスタートさせていましたが
今後もこういうサービスは流行りそう。





ーGoogle 自動運転カーのプロトタイプを披露


ついにGoogleの自動運転車が姿を現した。
アメリカとしてはこういう技術を軍事産業に活かすつもりだと思いますが
(GOOGLEなど数多くのネット企業が存在するシリコンバレーという地域自体は
アメリカの防衛産業の中心的場所)
2年以内にカリフォルニアで走る姿を見れるそうだ。
乗る方としては命を預けるのでまだまだ怖いと思うし法律整備など乗り越えないと
いけないものは多そうですが体の不自由な人でも運転に携わることができる可能性なども
出てくるし今後に期待だ。





ー日本、対ロシア経済制裁を決定


米国に追随する形での経済制裁。
過去に経済制裁が長期的な視点でうまくいった例は少ない。
日本でどれだけの事業に携わる人がロシアに物を販売しているのか、彼らにとっては
先行き不安になるしまたロシアの失望を買い、ロシアからの資源でもとめられたら日本にとって打撃だ。
また世界中の投資家の失望を買えばロシアの銀行に預けられているドルは逃げていく。
そうなると誰も得をしない。





検索がアプリで行われる傾向が増加。Googleシェアは低下傾向


日本に行った際に美味しい店でも行きたいなと思うと確かに今でhGoogleではなく
TERIYAKIやYELPなどのアプリで見る方が圧倒的に多い。
Googleだと検索はできるけど「良いレストラン」など特定のモノを
教えてくれるわけではないからそういう時はスマホから無意識にアプリを開くという
人が多そうだ。キーボード叩いたりしなくてすむので面倒でないしどこからでもすぐに
検索できるのでまさにアプリの時代が到来した感じ。
Google Glassとかも面白そうだけどアプリ傾向が続くとどういう形で
今後ネットの中で覇権を取っていくのか。