完稿『カレシは古稀』 | 交心空間

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◇ 希有な脚本家の創作模様 ◇

 発想から二年九ヶ月を経てドラマ『カレシは古稀』が完稿しました。400字
詰め原稿用紙で120枚です……。


 この作品は、「ドラマとは何か、どう考えるべきか」を学んでもらいたと、
塾生のライ麦畑さんを誘い伴っての創作でしたが、長い歳月に彼の集中力が続
かなかったのでしょう、これではいつまで経っても完成しないと判断し、今年
6月に創作から外れるよう伝えました。(苦渋)


喜びと苦渋の交差 (2007年6月3日)


 以降私のひとり旅となりました。残った案件を検討し、構成を考え、8月か
ら脚本執筆に入り、今夜完稿としました。というのも、当初この作品は私が世
話になっている放送局のディレクターに持ち込もうと考えていましたが、7月
でしたか、プロでも応募可能な『WOWOWシナリオ大賞』を知り路線変更で
す。十数年振りの脚本コンクール参戦になります。


WOWOWシナリオ大賞 【WOWOWホームページ】


 ──パラレルワールド(並行世界)の概念を取り入れ、ユニークな背景と人
物関係、それらを見せていく展開(構成)が一番のウリです。とにかく想像ど
おりオモシロイ作品に仕上がりました。
 あとはコンクールとして審査員の方々にどう評価されるかでしょう。(祈願)