交心空間

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◇ 希有な脚本家の創作模様 ◇

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 日本大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で今週、当事者である宮川選手・
内田前監督と井上前コーチ・大塚学長が、22日~25日にかけて日替わりでそれぞれに記者
会見を行った。
 昨夜の報道ステーション(テレビ朝日)で、これら三つの会見についてコメンテーター
が「言葉の解像度に違いを感じる」と表現していた。つまり、宮川選手は“いつ誰がこう
言った”と具体的に伝えたのに対し、内田監督らは抽象的に意味合いを発信するするのが
精一杯……。どちらが理解し納得できるとかいうと、当然宮川選手の解像度の高い言葉で
ある。


 ──脚本創作に転じて考えてみよう。


 すなわち“台詞の解像度”ということだ。
 脚本にとって台詞は人物像を豊かにし、ドラマ自体のオモシロミを高めていく生命線と
いえる。登場人物として“自然かつ生々しい言葉”、作者として“何を伝えたい(表現し
たい)か”、視聴者に具体的にイメージできる台詞が望ましい。


 ──裏を返して。


 解像度の低い台詞がダメかというと、一概にはいえない。
 ドラマの展開には“動”ばかりではなく“静”があるように、台詞にもメリハリが必要
である。意図的に台詞内容を“ぼかす”のもテクニックのひとつ。いわば解像度を下げる
部分があってこそ、高めた台詞が生きてくる。
 ただしムダ台詞、説明台詞、モノローグやナレーションの多用は悪手の意味で解像度が
低いといえるので要注意!


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